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〈青商会、挑戦と継承の足跡〉Ep.15 新たな可能性への挑戦 (2)

2023年09月11日 09:00 在日同胞

青年商工人をはじめ次世代の同胞社会を担う30代同胞のネットワークを広げ、経済・生活をサポ―トする大衆団体として1995年に結成された在日本朝鮮青年商工会(青商会)。変化する時代のニーズに応え、2世、3世の同胞たちが自らの手で切り開いてきた青商会の歴史は、挑戦と継承の歴史であった。「豊かな同胞社会のために」「子どもたちの輝ける未来のために」「広げよう青商会ネットワーク」のスローガンを掲げ、在日同胞社会の発展をけん引してきた青商会の足跡を振り返る。(過去のエピソードはこちらから▶︎〈青商会、挑戦と継承の足跡〉

フォーラムで示した足立の「絆」

新型コロナウイルスの感染が収まることを知らなかった青商会2324期(20199月~209月、209月~219月)には、中央青商会はもとより各地の青商会が斬新な発想と大胆な行動力で新たな活動方式を示した。そんな中、1996年の初開催(北海道)以後、各地で行われてきた「ウリ民族フォーラム」においても過去にない試みがなされた。

青商会史上初の試み

「ウリ民族フォーラム2021 in 東京足立」の実行委員会発足式。東京でもとりわけ大きなポテンシャルを持つ足立地域青商会が実行員の中心となった

2324期の中央役員らによると、各地の青商会からはかねてより1998年以来となる東京でのフォーラム開催を期待する声が上がっていたという。実際のところ、東京都青商会はフォーラム開催へと動き出そうとしていたが、コロナ感染者が最も多い地域における地方青商会の大規模行事開催は非現実的であった。さまざまな可能性が模索される中、東京でもとりわけ大きなポテンシャルを持つ地域青商会の名前が上がった。足立地域青商会だ。

209月末、足立地域青商会の金承蔵会長(42、現在・総聯足立支部常任委員、足立地域商工会理事)は東京第4初中時代からの同級生である東京都青商会の呉正訓会長からフォーラム開催に関する提案を受けた。金承蔵会長にとっては、まさに晴天の霹靂だった。しかし、金承蔵会長は「目立ちたがり屋」の性格から呉正訓会長の提案を承諾。2日後には長年の付き合いがある地域青商会の後輩、金弘樹幹事長(42、現在・足立地域青商会直前会長)と呉在哲副幹事長を集めて意見を仰いだ。2人にとってもフォーラム開催は寝耳に水だったが、信頼を置く金承蔵会長の意欲に満ちた表情を見るなり「会長がその気なら、やりましょう」と気持ちを固めた。

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青商会、挑戦と継承の足跡