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〈青商会、挑戦と継承の足跡〉Ep.9 全地方組織の再建と結成(1)

2023年04月25日 06:08 在日同胞

2012年4月15日、金日成主席生誕100周年慶祝閲兵式に参加し歓喜に沸く青商会代表団のメンバーたち

史上最大の101人青商会代表団

絆を深めた4泊5日

祖国朝鮮で新たなチュチェ100年代の幕が開かれた歴史的な2012年の4月、青商会が結成されて以来、最も大きな規模の101人代表団が祖国を訪れた。

4月15日、金日成広場で盛大に行われた金日成主席生誕100周年慶祝閲兵式で金正恩総書記の演説を肉声で拝聴する最高の機会に恵まれた。

メンバーたちにとって13日~17日までの4泊5日は、新時代の幕開けを実感し、同胞社会のためのさらなる奮起を誓い合う日々であった。

各地から集まった青商会メンバーたちは意義深い祖国訪問の日々を送った

代表団には、朝高・朝大卒業以来、10年、20年ぶりに祖国を訪れるメンバーが少なくなく、初めて訪問するメンバーもいた。また、住んでいる地方や地域も違い、活動の方式も違った。

しかしながらメンバーたちはみな、ウリハッキョを守り、繁栄する同胞社会を築いていこうという一つの目標、志があった。

中央青商会の金昌浩副会長(16期、12年6月~13年9月、祖国訪問当時は15期中央青商会常任幹事)は、各地で青商会の活動を頑張っている、101人という大規模で祖国を訪問したことはとても意義が大きかったと振り返る。

「101人はとんでもない規模。その101人は各地域の中心人物だ。またとない機会に恵まれ貴重な時間を共に過ごし、いろんな話して刺激も受けた。同じところを向いている101人が集まって本当に濃密な時間を過ごした。また自分の地域に帰ったら頑張ろうという気持ちになった。僕も他の地域には負けたくなかった」(金昌浩副会長)

代表団団長を務めた中央青商会の洪萬基会長(15、16期、11年7月~13年9月)も「メンバーたちはもともと熱い気持ちを持っている。祖国に行ったらもっと熱くなった」と話す。

4泊5日間、祖国で新時代の幕開けを迎えた喜びや同胞社会の明るい未来を、夜通し熱く語り合い、そして絆を深めていった。

少年宮殿の配慮に感激

青商会メンバーが祖国を訪問することは簡単ではない。仕事上、何日も職場を空けられないメンバーがほとんどで、祖国訪問に先立ち、駐日南朝鮮大使館・領事館の露骨な妨害もあったという。朝鮮半島を取り巻く情勢も険しかった。

このような状況の中でメンバーらは祖国訪問を決意し、実行した。

在日同胞社会の未来を担っていく青商会メンバーのために、祖国ではサプライズを用意してくれていた。

万景台学生少年宮殿では500人の子どもたちが出演する特別公演が、青商会のために上演された。

02年、青商会が中心となり主催した「平壌学生少年芸術団」の日本公演は、日本当局の策動により中止になった。当時の朝鮮新報によると、同宮殿の責任者は「公演成功に向けて尽力してくれた青商会に親近感をずっと抱いていた」という。

万景台学生少年宮殿で行われた特別公演の舞台では青商会代表団のメンバーと子どもたちの踊りの輪が広がった

特別公演後、青商会メンバーも舞台に上がった。

「私たちも歌を歌っていいですか!」

中央青商会の洪竜守副会長(14期、10年9月~11年7月)がこう切り出すと、子どもたちは元気いっぱいに「예!(はい)」と応えてくれた。

「それでは日本でいま最も流行している『朝鮮青年行進曲』を歌います」

そして代表団は全員で「朝鮮青年行進曲」を合唱した。また、あるメンバーがジャグリングを披露するなど、会場はおおいに盛り上がり、舞台上では青商会代表団メンバーと子どもたちの踊りの輪が広がった。

洪竜守副会長はこのときを振り返り、祖国の配慮と宮殿側の歓待にとても感激したと話す。そして祖国訪問は「夢のようなひととき」だったと回顧した。

祖国訪問が発展の原動力に

青商会は13年7月にも、祖国解放戦争勝利60周年に際して代表団を送った。

金正恩総書記が参席した金日成広場での閲兵式及び平壌市民パレードや戦勝記念館開館式に参加する機会に恵まれ、大マスゲームと芸術公演「アリラン」や夜会など一連の行事に参加した。

「祖国の力」を共に体感し、そこで固い絆を結んだ青商会メンバーたちは、祖国訪問後も「同志会」を開くなど、強いつながりをもちながらいっそう活動に励んだ。

洪萬基会長、金昌浩副会長が口を揃えるのが青商会メンバーたちの強いライバル心だ。

祖国訪問の日々、それぞれの地域の実情や新たな取り組みなどを共有する一方で、「負けたくない」という気持ちに火が付き、互いに刺激しながら全体的な青商会活動の発展と盛り上がりにつながっていった。

洪萬基会長は「みんな負けず嫌い。東京は人数が多いけれど、人数が少ない地域もある。そのような地域でも、負けず嫌いのメンバーが多いからKYC賞獲得を目指して盛り上がる。また、チャリティーゴルフコンペをどの地域でどれくらいの規模で開催したと聞くと、刺激を受け、京都などはとんでもない人数を集めたりもした。みんな仲はいいけれどライバルだから」と話す。

良きライバルでありながら、地方・地域組織の再建や結成となると、大勢が駆け付けて応援したりもした。

まさに祖国訪問は、青商会メンバーたちにとってこの上ない精神的糧となり、青商会活動発展の大きな原動力となった。

それを如実に示したのが、101人の祖国訪問から半年後の12年11月に開かれた北陸青商会(福井、石川、富山を管轄)の結成総会だった。

総会の場所は北陸朝鮮初中級学校で、当日には学芸会なども予定されていた関係上、洪萬基会長は現地の女性同盟関係者に何人くらい来るのか聞かれたので、各地から駆けつける人数を答えた。女性同盟関係者は驚きながら言った。「ありえないでしょ」。

(つづく、姜イルク)

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