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〈Around Korea 立体的情勢分析〉犠牲を対価にパレスチナが世界に示したもの /岡真理氏

2024年04月26日 06:00 対外・国際

 

 

 

朝鮮半島関係諸国とその相互関係をめぐる政治・経済・軍事・科学など多岐にわたる分野の今を考察することで、朝鮮半島を取り巻く国際情勢を側面から立体的に描き出す専門家インタビュー。米中ロ日とその関係国をメインターゲットに、朝鮮半島を相対化してこそ見えてくる本質に迫る。不定期連載。

ガザ、不正への抵抗が生まれる場所

2023年10月7日以降、パレスチナ・ガザ地区でイスラエルによる未曽有のジェノサイドが続いている。世界が座視し続ける、パレスチナに対する歴史的不正義に強い批判を向け続けるアラブ文学者の岡真理氏に問題の本質について聞いた。(聞き手・金淑美)

岡真理(おか・まり)1960年生。早稲田大学文学学術院教授、京都大学名誉教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。近著に『ガザとは何か〜パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房、2024年)。

―ガザ地区での空爆・攻撃から半年以上が経ったが、事態打開の糸口は見えない。

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