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〈青商会、挑戦と継承の足跡〉Ep.13 逆境を順境に変える (1)

2023年07月10日 10:00 在日同胞

熊本地震での相互扶助精神

青商会が培ってきたネットワークの力は、時に各地の同胞社会が逆境を乗り越えるための大きな力となってきた。20113月の東日本大震災で被災地への救援物資派遣で役割を果たした青商会は、20164月に熊本で大型地震が起きた際にもいち早く支援の手を差し伸べ、現地の同胞たちを強く鼓舞した。(過去の連載記事はこちらから▶︎青商会、挑戦と継承の足跡

繋がりが希望生む

20164月、熊本では最大震度7の地震(41416日)につづき、震度6強、震度6弱の地震が連続して発生。一連の地震により、約270人が死亡、約2,730人が負傷し、20万棟近くの家屋被害が生じた(熊本災害デジタルアーカイブ参照)。熊本同胞に人命被害はなかったものの、家屋に被害を受けた人たちは少なくなかった。

総聯活動家たちは熊本地震が起きた後、被災した同胞たちの生活状況を確認するため熊本同胞たちの家を訪ねて回った

地震発生後、九州青商会の朴栄哲会長(現在、 福岡県教育会理事、北九州西地域商工会理事、49)、金成三幹事長(現在、九州初中高副校長)のもとにはさまざまな方面から熊本同胞の安否を確認する連絡が届いた。その中には、中央青商会の林英鉄会長(現在、長野県体育協会会長、49)からの連絡もあった。「熊本の同胞、青商会の会員たちは大丈夫か。青商会にできることがあれば何でも言ってくれ」。

時を同じくして、中央青商会には各地の青商会から相次いで支援活動の申し出が届いていた。とくに、東日本大震災で各地の同胞たちから支援を受けた宮城や福島をはじめとした東北地方の青商会、中四国の青商会が率先して活動に加わろうとしていた。一方、九州青商会は独自のネットワークを活かし、九州青商会主催の行事などを通じて支援金を集めようと動き出した。

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青商会、挑戦と継承の足跡