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〈青商会、挑戦と継承の足跡〉Ep.7 さらなる飛躍への土台(4)/「中小県」初の民族フォーラム

2021年04月24日 09:00 主要ニュース 暮らし・活動

青商会結成以来、毎年朝高所在地で行われてきたウリ民族フォーラムは、12回目を迎える2007年に初めて、同胞数が比較的少ない「中小県」で開催されることになった。開催地は岡山県。きっかけは、かねてから友好的な関係を築き、時に互いをライバル視してきた千葉県青商会の「吹っかけ」にあった。

「岡山が来年の民族フォーラムの開催地に手を挙げるなら、翌年に千葉が民族フォーラムを開催しますよ」

2006年7月、神奈川フォーラム前日に行われた中央青商会第10期総会の2次会では、千葉から岡山へ挑戦状が叩きつけられた。岡山の姜泰龍会長(当時、中央青商会副会長、現・岡山県商工会副会長、54)と千葉の李福学幹事長が同級生だったことから、過去にも同じような話はあった。しかし今回は、千葉が本気でフォーラムを開催しようとしている。岡山は決断に迫られていた。

岡山県青商会の姜泰龍会長(当時、左から3番目)によると、2003年5月に青商会経済視察団の一員として中国を訪れた際にも、千葉県青商会から「吹っかけ」があったという

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