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多極化で変わる風向き

最近、西アフリカのブルキナファソが朝鮮との外交関係を修復した。同国は1980年代、朝鮮と非常に友好的な関係を築いていた。当時のリーダー、トーマス・サンカラは83年に33歳の若さで同国大統領に就任。反帝…

朝大生なくして成功なし

「第1回青商会学園」(3月26~29日、主管=中央青商会)は、居住地域に朝鮮学校がない同胞児童たちや、通学距離が遠く朝鮮学校に通えない児童たちが朝鮮の言葉や文化など、「ウリ」について学び、民族的アイデ…

尊重すべき「隣人」は

まったく異なる2つの授賞式が、示唆に富んだ教訓を残してくれた。 まずはじめに挙げるのは、16日に取材したNGO大賞の授賞式。国際協力分野の功労者に送られる同賞は、朝鮮と日本など東アジア諸国の市民交流に…

非対称性を考える

北海道における強制労働犠牲者たちの遺骨発掘および追悼と、歴史を発信・共有する拠点であった「笹の墓標展示館」が、今夏、再建を控えている。本紙では今年2月、その「展示館」再建に向けた巡回展に携わる関係者ら…

都合のいい条例

「都民の理解が得られない。東京都こども基本条例にしたがって考えた時、都はこんな主張をこれ以上突き通せないはずです」。 要請での一言が印象に残っている。朝鮮学校支援団体や超党派議員からなる「都議会勉強会…

取材ノートに記すもの

引出しにしまっている過去の取材ノートを読み返した。 筆跡から蘇る情景―4.27板門店宣言に沸いた同胞社会、東日本大震災10年の節目に訪れた被災地、地方歌舞団公演でのオッケチュムの輪に、留学同で民族の心…

世界の周縁から

ここ半年で2度、海外のチュチェ思想研究家に話を伺う機会に恵まれた。今年1月には、インドから訪日したアジア・チュチェ思想研究所理事長を取材。昨秋に訪れたアフリカでは、同地域におけるチュチェ思想研究の重鎮…

浮かび上がる歴史

見て、聴いてきたものが、一面的でしかないことを、最近になり改めて感じている。 年が明け、今年の初取材となった東京・稲城での写真展でのこと。在日朝鮮人1世にフォーカスしたこのイベントを、地元・稲城の地で…