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環境に劣らない力

1月20、21日にかけて、朝鮮学校教員たちによる教育研究集会が東西で開催された。東日本集会の2日目、会場では「学生支援」をテーマに教員たちが討論を行う光景が広がった。筆者も取材の過程で、討論の輪に加わ…

歴史資料室を訪ねて

「小さな歴史」を詳細に語る分野がミクロストリアと呼ばれて久しいが、茨城初中高の歴史資料室「想(뜻)」を訪ね、その言葉を思い出した。茨城県における民族教育の歴史をまとめた資料室は、同校が今年創立70周年…

知ってる?本人の意思

「人生観や価値観を知るプロセスが、その人の選択を見つけるACPの核になる。状況が変わり、環境が整わなくても、本人、家族、医療、ケアチームなどその場に居合わせた者たちで着地点を都度話し合っていくことが重…

共に闘おう

「運動の高まりが必要だ」。群馬追悼碑をめぐる追加裁判の訴状を提出した下山順弁護士のひとことが、胸に刺さった。10月11日、県立公園「群馬の森」にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑を存続させるための裁判がふ…

周知の一翼を担う

朝鮮新報社に入社して半年が経ち、多くの現場を取材した。各地域には朝鮮学校や朝鮮半島にルーツを持つ子どもたち、同胞社会を守ろうと勤しむ同胞らと、それに負けず劣らず力を尽くす日本人らの存在があった。 「私…

歴史の継承と組織の活性化

 関東大震災100周年朝鮮人犠牲者追悼式(9月3日)に向かう途中、バスの車窓には平凡な街の風景が広がった。しかし、時を100年戻すと、この地では官憲率いる群衆の狂気と冷えた血液の腐臭が渦巻いていた。 …

アフリカになびく朝鮮国旗

先日取材した本郷文化フォーラムワーカーズスクールの連続講座は、 第三世界諸国が帝国主義に抗い繰り広げてきた非同盟運動の歴史について考えを深める機会となった。 講座では、新植民地主義からの脱却を目指す西…