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平穏な街並みに思う

関東大震災の虐殺現場に居合わせたような追体験をした。 それは、「関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会」が主催する市民講座を取材した6月4日のことだった。関東大震災時の朝鮮人虐殺1…

記事化されたその後は?

「差別の問題に対して、メディアの発信の仕方を一緒に考えていきたい。この問題を扱うとき、当事者のコメントが必要になると思うが、当事者の声を大事にすることと、当事者の声に頼りすぎてしまう報道は少し違ってく…

「奇跡」の裏側

3日に行われた北大阪初中の入学・入園式はひときわ大きな盛り上がりを見せた。それもそのはず。14年ぶりに初級部1年10人クラスが実現し、昨年度より15人も多くの子どもたちが同校に通うこととなったのだ。 …

こぼれ話④―自分は何者なのか

当然のようにわかったつもりでいても、その分野に明るい人から改めて話を聞くと、自身の浅学さを痛感することがある。

〈取材ノート〉「3.11」が教えてくれたこと

取材で初めて東北地方を訪ねたのは、今からちょうど1年前。東日本大震災から10年の節目に行った連載企画のための取材であった。「寒いですよ。覚悟しておいで」――現地活動家の助言をうけ、ダウンコートを2枚重…

共通する原動力

昨年、学校創立60周年を迎えた埼玉初中で2月19日、人工芝グラウンドの落成式が行われた。周年事業の一環としてグラウンドの人工芝化を推進してきた同校。この日の落成式には、在校生や教職員のほか一部同胞たち…

根気強く

「新型コロナウイルスに関して、新報で分かりやすく教えてくれないか」――関東在住の同胞からこのような便りが届いたのは、2020年の1月末、今からちょうど2年前のことだ。

こぼれ話③―勝訴判決の翌年

高校無償化訴訟弁護団の連載取材をするとき、弁護士たちはもちろんだが、その周辺の関係者たちから聞く話を、筆者はとりわけ大事に考えている。 学校、弁護団、支援者の三位一体を闘いの軸に据えた大阪弁護団と関連…