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ユネスコ、推薦書を諮問機関へ送付せず/来年の登録は実質不可能に

佐渡鉱山(新潟)の世界文化遺産登録を巡り、ユネスコが日本政府の推薦書を、期日である3月1日までに諮問機関へ送付しなかったため、23年の登録審査は行われない運びとなった。これにより、日本政府が当初目論ん…

〈告発から45年~裴奉奇さんが伝えたこと〉切り開かれた道

1991年8月、自身が被った日本軍性奴隷制被害について証言した金学順さんの勇気ある行動は、その後、日本の国家戦時暴力に対する責任追及と被害者救済を求める運動を世界規模で本格化させた。しかし、その10年…

【特集】告発から45年~裴奉奇さんが伝えたこと

1977年4月23日、朝鮮新報に一本の記事が掲載された。それは日本による植民地統治下で、沖縄に日本軍「慰安婦」として連行された裴奉奇さんへのインタビューだった。 91年、南朝鮮で初となる金学順さんの告…

命の尊厳に思い馳せて/強制動員真相究明ネットが講演

佐渡鉱山のユネスコ世界文化遺産登録を巡り、朝鮮人強制労働を否定する動きが高まるなか、日本の市民団体・強制動員真相究明ネットワークが2月27日にオンライン講演を行った。史料に基づき朝鮮人強制労働の実態に…

佐渡は語る―朝鮮人強制労働に目を(中)/遺産登録の何が問題か、識者の見解

  戦時中、1200人を超える朝鮮人が労働を強いられた佐渡鉱山。日本政府が世界文化遺産登録への動きを進めるなか、この地での朝鮮人強制労働の実態を探るべく佐渡を訪ねた。遺産登録をめぐった問題点…

【投稿】加害者は加害の事実を語らない/しまくらまさし

佐渡金山の世界遺産を巡って政府はいったん推薦を見送ったが、政治的な判断で推薦を行うことに決定したとの報道があった。朝鮮人の強制連行に関し、その事実を認めない立場の人たちからの圧力であることは明白である…

佐渡は語る―朝鮮人強制労働に目を(上)/現場から見つめる

強制労働裏付ける史料 2月中旬、新潟駅を経由し、フェリーに乗って佐渡島(新潟県佐渡市)へ向かった。風の影響で不規則な波の揺れを感じ、時折、船に打ち付ける白波が窓に映る。その光景からは「日本に向かう船は…

〈時事エッセー・沈黙の声 20〉佐渡鉱山世界遺産申請の愚/浅野健一

強制労働否定の”歴史戦“ 岸田文雄政権は2月1日、朝鮮人が強制労働させられた新潟県の佐渡鉱山(または佐渡金山)を世界文化遺産に登録することを求め、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦し、省庁横断型の…