【投稿】加害者は加害の事実を語らない/しまくらまさし


新潟県の東山油田事務所跡。強制連行された朝鮮人が働かされていた東山油田浦瀬山抗区入り口。今はこの門柱だけが残る(写真はすべて筆者提供)

佐渡金山の世界遺産を巡って政府はいったん推薦を見送ったが、政治的な判断で推薦を行うことに決定したとの報道があった。朝鮮人の強制連行に関し、その事実を認めない立場の人たちからの圧力であることは明白である。

しかし、強制連行に関しては私が生まれ育った故郷にも、たくさんの朝鮮人が強制連行され、村にあるいくつかのお寺の本堂に雑魚寝させられ、石油採掘の重労働に従事させられてい。それをを知ったのは、実は戦後30年ほど経ってからである。

大戦時、故郷の油田はイギリスを手本にした海軍の管轄下であったため、日曜日だけは休暇としたそうである。日曜日になると村人たちは、農作業を手伝わせるとの名目で各農家が1~2名の朝鮮人を引き取り、農作業に従事させることなく、ろくな食事も与えられていなかった彼らに十分な食事を与えたり風呂に入れたりしたそうである。村の駐在もそうしたことを黙認していたという。

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