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〈本の紹介〉西大門刑務所の黙示録―分断克服に生命を賭した在日の行動する良心―/坪井兵輔著

国家の罪に抗った死刑囚の記録 著者は、毎日放送記者時代、ドキュメンタリー「獄中13年」を制作した坪井兵輔氏。本書は、「生を賭して国家の罪に抗った死刑囚」、康宗憲さん(韓国問題研究所所長)へのインタビュ…

10か月ぶりに再開/表現の不自由展2022東京、国立で開幕

ヘイト乗り越え 右翼団体らの妨害行為を受け延期を余儀なくされた「表現の不自由展 東京2022」が2日、くにたち市民芸術小ホール(東京都国立市)で10か月ぶりに開幕した。 不自由展は、天皇制や日本軍性奴…

問題の完全解決を/済州4.3事件から74年で講演

済州4.3事件から74周年に際し、市民講座「梨の木ピースアカデミー」(NPA)で連続講座「済州4.3を知る」がオンラインで催されている。 3月26日には「済州4.3とはなにか」をテーマに立命館大学名誉…

〈平壌で楽しむ朝鮮のご当地グルメ〉③平壌鴨緑閣(両江道)

「平壌にいながら朝鮮全国津々浦々のご当地グルメを楽しむ―」、そんな各道の特産物食堂が平壌市内には複数ある。人々の食文化向上を願う金正日総書記の着想からつくられたものだ。総書記は1975年10月、朝鮮労…

企画展「在日朝鮮人美術史に見る美術教育者たちの足跡」/京都で

在日朝鮮人の歴史、関連性から探る 朝鮮学校の美術教育者にフォーカスした企画展示「在日朝鮮人美術史に見る美術教育者たちの足跡」(主催=版画運動新聞を読む会)が3月18日~21日と同25日~27日にかけて…

【著者インタビュー】“「朝鮮との関係」は朝鮮学校の権利”/ 山本かほり愛知県立大学教授

『在日朝鮮人を生きる 〈祖国〉〈民族〉そして日本社会の眼差しの中で』 愛知県立大学の山本かほり教授(57)がこのほど上梓した『在日朝鮮人を生きる 〈祖国〉〈民族〉そして日本社会の眼差しの中で』(三一書…

民族書芸の魅力伝え/姫路書芸教室「楽書会」第2回書芸展

姫路書芸教室「楽書会」第2回書芸展が18~20日にイーグレ姫路で開催された。これに同胞、日本人、朝鮮学校の児童ら430人が会場に足を運んだ。 「楽書会」は、兵庫・姫路在住の同胞らが所属する書芸教室で、…

佐渡は語る―朝鮮人強制労働に目を(下)/地元民らの声

戦時中、1200人を超える朝鮮人が労働を強いられた佐渡鉱山。日本政府が世界文化遺産登録への動きを進めるなか、この地での朝鮮人強制労働の実態を探るべく佐渡を訪ねた。そこに漂う空気感は、近頃盛んに報道され…