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10か月ぶりに再開/表現の不自由展2022東京、国立で開幕

2022年04月04日 16:58 文化

ヘイト乗り越え

「表現の不自由展 東京2022」で、「平和の少女像」を見る人たち=2日午前11時22分、東京都国立市(代表撮影)

右翼団体らの妨害行為を受け延期を余儀なくされた「表現の不自由展 東京2022」が2日、くにたち市民芸術小ホール(東京都国立市)で10か月ぶりに開幕した。

不自由展は、天皇制や日本軍性奴隷制問題など、日本の加害の歴史を取り扱ったことで過去に検閲の対象となり圧力をかけられた作品を集めた展示会。この日の会場には、キム・ソギョン、キム・ウンソン夫妻による「平和の少女像」や、昭和天皇の写真をモチーフにした大浦信行「遠近を超えて」など16作家の作品が並んだ。また場内にはこれまで不自由展で出展されてきた作品の検閲年表なども展示された。

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