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〈聴くシンボ〉(2月28日-3月6日)

「聴くシンボ」は、朝鮮新報電子版 DIGITAL SINBOのニュースを音声でお聞きいただけます。同サービスでは、1週間の主要ニュースをピックアップし、毎週日曜日にダイジェストでお届けします。生活のさ…

短編小説「魚のために道をひらこう」11/陳載煥

水面には水しぶきがあがり、砂地はほこりを舞い上がらせはじめた。静かであった大同江はたちまち波立ち、絶壁にぶつかっては怒号した。河の水はうねり、逆巻いた。夜が明けた。 このさまをじっと見ていたジュンハは…

金秀隆選手、首位浮上に貢献/リーグワン・D1

ラグビー トライをアシスト/金秀隆・クボタスピアーズ ラグビー・リーグワン・ディビジョン1第7節交流戦が26日に行われた。 金秀隆選手(WTB)が所属するクボタスピアーズ船橋・東京ベイは、

〈聴くシンボ〉(2月21日-2月27日)

「聴くシンボ」は、朝鮮新報電子版 DIGITAL SINBOのニュースを音声でお聞きいただけます。同サービスでは、1週間の主要ニュースをピックアップし、毎週日曜日にダイジェストでお届けします。生活のさ…

短編小説「魚のために道をひらこう」10/陳載煥

あわてたテソンは、ジュンハの枕元にひざをつき、自分の冷たい手をジュンハのひたいにそっと当ててみた。ひたいは焼けるように熱かった。 「だいぶ熱があるんですね……」

短編小説「魚のために道をひらこう」10/陳載煥

あわてたテソンは、ジュンハの枕元にひざをつき、自分の冷たい手をジュンハのひたいにそっと当ててみた。ひたいは焼けるように熱かった。 「だいぶ熱があるんですね……」

短編小説「魚のために道をひらこう」9/陳載煥

光をみつけた魚は、またたく間に雲のように群がり寄ってきた。大小さまざまな魚が重なりあってうごめいている。あるものは勢いよく尾びれで水面をたたいてまっすぐ跳ねあがり、あるものはまるで鳥のようなすばしこさ…

短編小説「魚のために道をひらこう」8/陳載煥

人間は河のほとりで生活するようにできている。テソンの心配の種はほかのところにあったのだ。人びとのなかには、ネコのひたいほどの自分の畑は大事にするが、山や河のような貴重な国土が汚され、かえりみられないと…