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〈歪む社会の目、誰が正すのか〉強制連行の歴史は消えない、問われ続ける責任/群馬追悼碑裁判

県立公園「群馬の森」にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑をめぐる訴訟は、「政治的な判断」(下山順弁護士)を行った下級審判決を正すことなく、司法の役割を放棄した最高裁の不当決定によって幕を閉じた。 裁判でと…

新羅、伽?から日本へ渡った文化/朝鮮問題研究センターの連続講座

朝鮮大学校朝鮮問題研究センターが主催する連続講座「古代の朝鮮と日本」シーズン1第3回目講演が18日、同校講堂で行われた。同胞や日本市民197人が参加。講師を務めた九州大学名誉教授の西谷正さんは、新羅と…

【全文】〈抗議文〉「法の番人」としての役割を放棄した最高裁/「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会、「追悼碑裁判」を支える会

6月15日、最高裁判所は「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会が東京高裁の判決を不服とした上告を棄却した。 法の番人と言われる最高裁、憲法判断をするところと言われている最高裁。しかし、今回、上告の…

【全文】群馬の森追悼碑訴訟最高裁決定に対する抗議声明/群馬の森追悼碑訴訟弁護団

2022年6月15日、最高裁第二小法廷(岡村和美裁判長、菅野博文、三浦守、草野耕一)は、「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会(以下、「守る会」という。)が群馬県を被告として訴訟提起した「記憶 反…

〈本の紹介〉ミョンヘ/キム・ソヨン著、梁玉順・吉仲貴美子訳

植民地期の複合差別を少女目線で 「この国に生まれたら、女だって男だってみんな朝鮮人じゃないの」。日帝による朝鮮植民地期の1910年代。両班家の娘、14歳のミョンヘは早期結婚の因習に抗い、新学問への夢を…

〈本の紹介〉ウトロ ここで生き、ここで死ぬ/中村一成著

「逸脱」から考える100年史 在日同胞の多くが住んでいた、あるいは目にしていたであろう、「朝鮮人部落」と呼ばれる同胞集住地。そのなかでも「最貧集落」と揶揄され、2000年代までその形を残してきたウトロ…

〈ここにも同胞の名店・兵庫〉炭火焼鳥つくねや 能登店

店舗紹介 外はカリッと、中はふわふわの食感を味わえる「炭火焼鳥つくねや」の名物「つくねや特製つくね」。焼いたつくねを鶏スープにつけて明石焼き風に食べる独自のスタイルで、一口食べると口いっぱいに旨みが広…

〈歴史の「語り部」を探して〉今も続く「支配」の地で/沖縄編(下)

輝く広大な海、豊かな自然に囲まれた日本屈指のリゾート地、沖縄県。その地の片隅で、静かに佇む歴史の「語り部」がいた。 「もの想う空間」を/佐喜眞美術館 「沖縄に、米軍基地の一部敷地を取り戻して建てた美術…