〈Around Korea 立体的情勢分析〉中国の台湾政策と有事論の虚構(上)/岡田充氏


 

 

 

朝鮮半島関係諸国とその相互関係をめぐる政治・経済・軍事・科学など多岐にわたる分野の今を考察することで、朝鮮半島を取り巻く国際情勢を側面から立体的に描き出す専門家インタビュー。米中ロ日とその関係国をメインターゲットに、朝鮮半島を相対化してこそ見えてくる本質に迫る。不定期連載。

日本メディアの誤読と世論の翼賛化

世界の耳目を集めた中国共産党第20回大会(10月16~22日)は、今世紀半ばまでに「社会主義現代化強国」を実現しようとする中国の長期戦略目標を内外に示すものだった。だが大会について日本では権力闘争にクローズアップし、台湾有事を煽る報道に終始した。台湾有事は現実に起こり得るのか? その虚構性について中国の台湾政策、日米の安保政策から紐解いてみたい。記者として香港、モスクワ、台北などでの駐在経験を持ち北東アジア情勢に詳しい岡田充氏に聞いた。(聞き手・金淑美)

岡田充(おかだ・たかし)1948年、北海道生まれ。慶応大学法学部卒業後、共同通信社に入社。香港、モスクワ、台北各支局長、編集委員、論説委員を経て2008年から共同通信客員論説委員、桜美林大非常勤講師。拓殖大客員教授、法政大兼任講師を歴任。著書に『中国と台湾 ―対立と共存の両岸関係』 (講談社現代新書、2003)など。

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