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詩劇「まとうひと」に出会って/高演義

2018年09月28日 15:33 主要ニュース

朝鮮大学校の講堂で数多い日本市民と共に、詩劇「まとうひと」(脚本・演出:李英哲)を観た。

演劇「まとうひと」

とても重厚な作品で、いろいろなことを考えさせられたが、批評を書いているこの瞬間もいまだに気が重くてならないというのが隠しようのない心情だ。

95年前の関東大震災における6千人朝鮮人大虐殺という近代の日本民族最大の恥辱(小池都知事をはじめ日本人が一番顔を背けたい歴史)を、徹底して、文句なしに現在の問題として、この舞台はわれわれの前に現前してみせた。

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とてもポリフォニックな舞台だった。

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