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日本スーパーライト級王者・李健太選手の祝勝会/大阪で

2024年04月23日 08:28 スポーツ

世界王座獲得へ決意みなぎる

大阪市内で行われた祝勝会

今月9日に行われたボクシングの日本スーパーライト級(63.5キロ以下)タイトルマッチ(東京・後楽園ホール)で、同級王者の藤田炎村選手と対戦し、3-0の判定勝ちで新王者に輝いた李健太選手(28、帝拳ジム所属、大阪朝高出身)の祝勝会が20日、大阪市内で行われた。

在日本朝鮮人ボクシング協会、大阪朝高ボクシング部OB会が主催した祝勝会には、同ボクシング協会の梁学哲会長をはじめ相談役・理事、在日本朝鮮人大阪府体育協会の康浩奉会長、大阪朝高ボクシング部OB会の役員たち、そして李選手が初めてボクシングを始めた場である生野西ボクシングクラブ「拳青会」のメンバーたち、大阪朝高の歴代ボクシング部主将と現監督、選手、保護者たち、元WBC世界スーパーフライ級王者の洪昌守さんなど35人が参加した。

大阪市内で行われた祝勝会

開会宣言に続き、李選手がチャンピオンベルトを手に入場すると、場内からは割れんばかりの拍手と歓声があがった。

来賓のあいさつを行った総聯中央宣伝文化局の趙斗城副局長は、李選手の朝高時代からの活躍について言及。李選手が、世界青少年大会、アジア大会、オリンピック予選などの国際大会に、ボクシング強豪国で知られる朝鮮代表として出場したことは、在日同胞の誇りであると強調したうえで、今後も練習を重ね、必ずや世界王者になることを願っていると激励した。

李選手は、この日の祝勝会をひらいてくれた関係者らに謝意を表した。そのうえで、「朝高時代から各地で行われる全国大会に出場してきた。その度に、現地の多くの同胞たち、朝鮮学校の児童・生徒たちが応援してくれたことは今でも忘れられない」と述べ、今後世界王者となって同胞たちの期待に応えたいと決意を述べた。

【在日本朝鮮人ボクシング協会】

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