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事件の真の解決に向け/済州島4.3抗争追悼研究集会【1報】

「済州島四・三抗争72周年追悼研究集会」(主催=済州島四・三事件を考える会・東京、共催=立教大学平和・コミュニティ研究機構)が11月28日に東京・練馬区の「ギャラリー古藤」で行われた。 「考える会・東…

南永昌遺稿集「奪われた朝鮮文化財、なぜ日本に」/詩人・石川逸子

文化ジェノサイドへの怒り 故・南永昌氏が、新聞・雑誌に執筆した朝鮮文化財略奪に関する二つの連載文の収録。タクシードライバーほかさまざまな職種で生計をたてながらの長年に及ぶ調査研究。氏を動かしたものは、…

〈学美の世界 24〉「力強さ」が溢れる作品/曺昌輝

在日朝鮮学生美術展覧会の魅力を一言で言うならば何と答えられるだろうか。 いろいろな要素がある中で、あえて一つに絞るならば「力強さ」ではないだろうか。 生徒たちの力強さはいろいろな形で作品に現れている。…

〈読書エッセー〉晴講雨読・コロナ禍の中の読書/任正爀

「晴耕雨読」とは晴れた日は田畑を耕し、雨の日には家で書を読むという、気ままなライフスタイルを意味する言葉である。個人的には普段は仕事をして、余暇に本を読むというイメージを持っている。ゆえに、筆者のおも…

「思い届けたい」「胸が熱く」/近畿、東海地方芸術発表会

近畿、東海地方在日朝鮮学生芸術発表会が6日に行われた。 舞踊(大阪朝鮮文化会館)、民族器楽、声楽、吹奏楽(池田市民文化会館)の部門別に行われた発表会には、大阪、和歌山、京都、兵庫、愛知、岐阜、三重の朝…

凛々しい姿に拍手喝采/中四国地方在日朝鮮学生芸術発表会、4学校から21演目

新型コロナウィルス感染症の拡大により、今年は学生芸術コンクールを例年通りの形で行えなくなった。このような状況下で、各地の朝鮮学校関係者は、児童、生徒たちが日頃から磨いてきた芸術性と民族的情緒を発揮し、…

賞はなくとも素晴らしい舞台/東日本在日朝鮮学生芸術発表会

東日本在日朝鮮学生芸術発表会が5日、舞踊・声楽部門(東京朝鮮文化会館)と器楽部門(国立オリンピック記念青少年総合センター)に分かれ、それぞれ行われた。関東、東北、北海道、長野、静岡の中高級部の生徒たち…

〈本の紹介〉あれから─ルワンダ ジェノサイドから生まれて/ジョナサン・トーゴヴニク著、 竹内万里子訳

母と子、生きる力に触れる 1994年4月、人口730万の東アフリカの小国ルワンダで、わずか100日のあいだに100万人以上が虐殺されたという大規模なジェノサイド(虐殺)が起きた。犠牲になったのは少数派…