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生き支度/尹美奈

人生100年時代の今「終活」が注目を浴びている。しかし「縁起が悪い」「まだ元気だから必要ない」という理由で否定的に捉えられることもしばしば。「終活」という言葉からネガティブな印象を受けるのも仕方のない…

人とロボットの違い/金淑子

お掃除ロボット「ルンバ」が初めてわが家に来たのは2015年、朝鮮学校のICT教育の取材を始めた頃だった。 コロナ禍で一挙に広まったオンライン授業だが、各地の朝鮮学校ではこの頃すでに情報通信技術を駆使し…

怒りの闘い/金誠明

ウリハッキョに対する「高校無償化」排除、地方自治体による補助金削減が始まり、12年が経った。 5年前の「無償化」東京地裁判決は今でも忘れられない。裁判所前で判決を聞いたとき大きなショックのなかで真っ先…

朝鮮人でよかった/金淑子

「在日朝鮮人に生まれてよかったなって思うんだよね」という私の何気ない言葉に、日本人の知り合いは顔を上げて私を見返した。

朝大4号館110号室!/金菊江

朝大同窓生のグループラインで「朝大創立65周年卒業生募金」の案内が届いた。 毎年お誕生日メッセージや同窓会の連絡、個別の集まりや相談ができるこのグループは、卒業して35年経つが参加率とその反応の良さが…

「北朝鮮」蔑視・制裁と在日朝鮮人/金誠明

先日、留学同東京主催の特別展・シンポジウムを準備する過程で、ウリハッキョや在日朝鮮人に対する差別の問題について話し合う機会があった。 日本の学校に通う多くの同胞学生は生活の中で、「北朝鮮」差別から逃れ…

教え子との新年会/金淑子

1月初め、京都の中級部で教員をしていた頃の教え子たち数人と新年会をした。場所は東京・足立区にあるたこ焼き店、やはり教え子が夫と営む。 仕事の話、家庭の話、同級生の消息や学生時代の話…。二十代で頼りない…

先輩成人、成人式に学ぶ/金菊江

数年前まで私の地域では同胞たちの新年会も兼ねて「新年会・成人式」を行っており私にとって心新たに学べるいい機会になっていた。数年前から新年会の看板はなくなったが今年も成人式に参加し二つ学んだ。

コロナ禍と同胞学生/金誠明

新型コロナの感染が拡大する中、社会的に強いられる負担や犠牲は平等ではない。これは、留学同で専任イルクンとして活動しながら強く感じることだ。

「原点」/李慧娘

先日、北海道初中高で「第26回日朝友好促進交換授業会」が行われた。「北海道朝鮮学校を支える会」が主催するこの行事、例年なら大勢の日本の先生が学校を訪れ、子どもたちに授業をして頂いている。今回はコロナ禍…