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大切な家族のために/尹美奈

2022年06月17日 09:00 それぞれの四季 論説・コラム

最近、相続で困っている在日同胞が本当に多いと実感している。先日も日本人の司法書士が対応に苦慮し弊所にバトンタッチされた相続の相談があった。40年以上も前に亡くなったハラボジ名義の土地の名義変更をしたいという相談だ。

戸籍の取得が困難で相続人の特定が難しく、更に相続人も亡くなり次の相続が発生することで、当事者が20名かそれ以上になっている可能性が高い。こうなるとお手上げの場合もある。

相続の専門家である司法書士から同胞たちにお願いしたいことは、相続は放置しないで一刻も早く対処すること。「遺言」を積極的に活用すること。この2点だ。日本では2024年から相続登記の義務化が始まり、対応に苦慮する同胞が増えることが予想される。問題が大きくなる前に、司法書士等の法律専門家に相談されることを強くお勧めしたい。

ご相談やお問い合わせは、いつでも受け付けております。

(兵庫県尼崎市在住、司法書士)

取り扱い業務

不動産・商業登記/相続手続全般/成年後見・家族信託/エンディングノート作成等

お問合せ先

WILL司法書士事務所(司法書士 尹美奈)

住所=兵庫県尼崎市南武庫之荘4丁目15番27-203

TEL=06-7410-2680

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