朝大体育学部、自転車で東京から大阪まで／大阪朝高ラグビー部応援プロジェクト

同胞のエールを「花園」へ

競技場に横断幕を届けた朝大体育学部の学生たち（手前左から金秀勇、李在根、趙顕一さん）

朝大の体育学部が大阪朝高ラグビー部応援プロジェクトを企画。自転車で各地の朝鮮学校を回って同胞の応援メッセージを横断幕に集めて、大阪朝高ラグビー部が出場する「全国大会」の「花園」競技場へ届けるというものだ。12月22日、横断幕を携えて朝大（東京）を出発した体育学部の学生2人が、1日約12時間ペダルを漕ぎ続け、各地同胞の熱いエールを「花園」へ届けた。

「優しさを届けたい」

今回のプロジェクトを発起した体育学部の趙顕一さん（3年、愛知中高出身）は、「体育学部の長所を活かしつつ、多くの人たちが大阪朝高ラグビー部に関心を持って応援してもらおうと、インパクトのある企画を考えたとき、自転車というアイデアが頭に浮かんだ」ときっかけについて語る。