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愛おしい「ウリボンマル」/車琴伶

「イゴシこうなってるイニカ、こうイダ」「クゴッ、そうやるのチャムチョッチ!」。ウリユチバンに通う4歳のわが子とトンムとの会話だ。どこにいても自然とウリマルを話す子どもたちを見ながら、オンマたちと頬がゆ…

ひとつまみのプレッシャー/車琴伶

朝6時に起床したらまずキッチンへ。お弁当に欠かせない玉子焼きを作るため、冷蔵庫から卵を3つ取り出し常温に戻すのが日課だ。 長女の幼稚班から始まったお弁当作りは6年目。何でもよく食べるわが子たちに感謝し…

大切な家族のために/尹美奈

最近、相続で困っている在日同胞が本当に多いと実感している。先日も日本人の司法書士が対応に苦慮し弊所にバトンタッチされた相続の相談があった。40年以上も前に亡くなったハラボジ名義の土地の名義変更をしたい…

チョソンサラムの言葉/金淑子

行きがかりで通訳を頼まれることがたまにある。2010年6月23日「慰霊の日」の沖縄平和祈念公園でもそうだった。

〈それぞれの四季〉事業承継は終活なのか/尹美奈

「私はまだまだ現役だ」「俺がもうすぐ死ぬとでも思っているのか? 」「息子に任せるのはまだ早い」―。 事業承継の話を持ち出すとこんな反応をされることがよくある。それはおそらく「事業承継=終活」というどこ…

自己表明と民族的主体性/金誠明

留学同に新入生が入ってくる時期がきた。日本の学校に入学した同胞学生にとって、民族的な自己表明の問題に改めて直面する時期でもある。

生き支度/尹美奈

人生100年時代の今「終活」が注目を浴びている。しかし「縁起が悪い」「まだ元気だから必要ない」という理由で否定的に捉えられることもしばしば。「終活」という言葉からネガティブな印象を受けるのも仕方のない…

怒りの闘い/金誠明

ウリハッキョに対する「高校無償化」排除、地方自治体による補助金削減が始まり、12年が経った。 5年前の「無償化」東京地裁判決は今でも忘れられない。裁判所前で判決を聞いたとき大きなショックのなかで真っ先…