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〈取材ノート〉無自覚の危険性

コロナウイルス感染症による社会的混乱が世界各地で起きている。なかでも深刻なのはデマやヘイト被害がこの数週間多発していることだ。 イギリス・ロンドンでは、シンガポール出身の青年に対し集団暴行が行われ、中…

〈ヘイトの時代に 8〉襲撃事件10年、京都で集会

「暗闇」の先で得たもの 集会そのものが、闘いの成果を表していた。京都第1初級襲撃事件からの10年を振り返る集会「京都朝鮮第一初級学校襲撃事件から10年 民族教育に対する攻撃とたたかう―ヘイト被害回復と…

後を絶たないヘイト行為/各自治体で条例規制も

在日朝鮮人へのヘイト行為が後を絶たない。 今月4日、地域の在日同胞などが多く利用する川崎・桜本の多文化交流施設「市ふれあい館」に、朝鮮人に対する殺害などをつづった年賀はがきが届いた。文面には、「謹賀新…

〈ヘイトの時代に 7〉「傷ついたままじゃない」/事件越え、未来描く同胞学生たち

2009年12月4日に起きた京都第1初級(当時)への襲撃事件から今月で10年が経過した。事件を目の当たりにした児童たちは現在、京都中高、朝鮮大学校などで学ぶ。学生たちはこの間、事件が自分たちにとって何…

日本初、ヘイトスピーチに刑事罰/神奈川・川崎市で差別禁止条例成立

第5回川崎市議会定例会が12月12日、神奈川県・川崎市役所第2庁舎で行われ、「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」が可決された。条例はヘイトスピーチ(憎悪表現)などの人種差別に対し罰金刑を設けて…

求められる法整備/ネット上「野放し」の人権侵害

「不当な差別的言動は許されない」ことを明記した「ヘイトスピーチ解消法」が3年前に成立し、自治体などでも条例などでヘイトクライム(憎悪犯罪)に対応しようとする動きが進む中、「野放し状態」になっているのが…

川崎市ヘイト条例案のパブコメ結果公表/賛成多数、刑事罰で規制へ

川崎市におけるヘイトスピーチ問題の解消を目指す条例「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」のパブリックコメント手続き(7月8日~8月9日)の結果が11月15日に公表された。18243通の意見が寄せ…

〈ヘイトの時代に 6〉連帯通じ広がった視野/在特会襲撃事件当時の教員に聞く

京都第一初級襲撃事件(2009年)当時の教務主任、その後に校長を務め、現在は京都第2初級で教える金志成教員(51)。 事件後、京都第1初級(当時)教員たちは、本来の業務である「子どもたちの教育」以外の…