公式アカウント

〈読書エッセー〉晴講雨読・記念としての沼田稲次郎『行人有情』/任正爀

本紙に「晴講雨読」を連載するようになって、一年が過ぎた。自身の経験と独自の視点による記事を心がけたが、この間、本棚で埃をかぶっていた昔の本を取り出す機会が増えた。そして、改めてその本を購入したいきさつ…

斬新な視角

歴史研究を目的に1988年に南を訪れたが、当地に相当長く滞在する必要にかられ、2003年より「韓国籍」を取得、後に南日関係の専門家としてしばしばテレビやYoutubeに出演することで、内外世論形成に大…

〈時事エッセー・沈黙の声 ?27〉日中国交正常化50年で新機軸を/浅野健一

米の中朝敵視隷従で衰退・孤立 日本国と中華人民共和国が国交を結ぶために共同声明に調印してから9月29日で、50年になる。米国の覇権戦略により、ロシア・ウクライナ戦争で「米欧日」と「ロ中朝」の対立構造が…

「偉大な一つ」

盛大に行われた朝鮮建国74周年祝賀行事。藍紅色の国旗が掲揚されるとき、参加者たちは目頭を熱くしながら国歌を斉唱した。祖国の力、自らの強大さを自覚した人民の姿だ。

ウリマルを考える④ウリマルと民族性(1)/朴宰秀

日本で民族性というとあまりなじみのある言葉ではありません。民族性は国民性に通じる言葉です。 民族性とは、民族と共に歴史的に形成・発展してきた民族的特質のことで、ある民族が持つ固有な気質・民族意識・心理…

朝鮮で稲刈り間近

農作業には田植えや肥料散布、草刈りなど様々な工程があるが、増収の大きなカギとなるのが稲刈りと脱穀だ。収穫の秋を迎え、朝鮮メディアは稲刈りと脱穀の重要性を説きながら、機械の補修整備など万全の準備を呼びか…

日記/康瑛蘭

日記を書くのが毎日のルーティンだ。 高校生の時に友人から影響を受けて始めたのがきっかけで、気づけば9年目に入る。数日分を溜めて書く日もあるが、こんなに続くとは思ってもいなかった。今では日々の習慣で欠か…

〈さくっと解説~知識の源Q&A〉佐渡鉱山での朝鮮人強制労働

多様・複雑化する昨今の日本社会で、相互理解の前提となる知識や認識の積み重ねは、一層その必要性を増している。企画・知識の源Q&Aでは「社会を知る~今週のnewsトピック~」と関連して、今知っておきたい知…