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〈読書エッセー〉晴講雨読・記念としての沼田稲次郎『行人有情』/任正爀

2022年09月28日 08:00 寄稿

本紙に「晴講雨読」を連載するようになって、一年が過ぎた。自身の経験と独自の視点による記事を心がけたが、この間、本棚で埃をかぶっていた昔の本を取り出す機会が増えた。そして、改めてその本を購入したいきさつや、読んだ時の感想を思い出している。なかには読みなおす本もあるが、そんな一冊が沼田稲次郎『行人有情』である。著者は法学博士で、東京都立大総長を務められた人である。

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