
〈人物で見る日本の朝鮮観〉勝海舟
2004年04月28日 00:00
幕末期における勝海舟(1823~1899)の朝鮮への関わり方について、「その連帯の思想と侵略思想を同居させた最初の人物こそ勝海舟であったと思う」と、私は「日本の朝鮮侵略思想」で書いたことがある。 貧乏…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉連載を終えて
2004年04月19日 00:00
この連載の依頼を受けたとき、私は正直言ってとまどった。折りしもいろいろな悪条件が重なって、そんな余裕なんてなかった。それに、私はあれこれ1度にやってのけるのが大の苦手である。 そんな私の気持ちを知って…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉タバコ(1)
2004年04月17日 00:00
19世紀の文人・趙在三は著書「松南雑識」で次のような民話を紹介している。 「日本に淡珀姑という妓生(芸者)がいた。なかなかの美貌の持ち主で、そのうえ素直で心やさしく、多くの男どもの心を捉えていた。その…

〈高麗人参余話 35〉病害
2004年04月16日 00:00
田んぼに人蔘を栽培する場合、人蔘を収穫した後、湛水して稲を栽培すれば土壌は還元状態になり、酸素が足らなくなって土壌中の根腐病菌は生育が止まり、死滅して病原菌の密度が減少する。人蔘を収穫した後、田んぼで…

〈朝鮮名峰への旅 1〉春霞の中から柔らかな光、白頭山が染まっていく
2004年04月16日 00:00
初めて白頭山を訪れたのは、91年5月下旬のことであった。 飛行機が三池淵の飛行場に近づくと、機内からざわめきが起こった。前方に真白な白頭山が、他の山々を従えるように、まばゆいばかりに輝いていた。山岳カ…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉烈士・柳寛順(下)
2004年04月12日 00:00
3月3日の高宗の国葬に向けて、全国から人々がソウルに集まってきた。今まで地下組織で活躍してきた孫秉煕、崔南善ら33人の天道教、キリスト教、仏教の指導者と学生指導者を代表とする朝鮮独立運動家たちが、自主…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉白衣(2)
2004年04月10日 00:00
白衣民族という言葉が、朝鮮民族の別称として定着したのはそれほど古い時代のことではない。日本植民地統治時代、多くの朝鮮人は以前にも増して白衣を身につけた。民族主義者や愛国の志士たちはもちろん、一部の親日…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉烈士・柳寛順(上)
2004年04月05日 00:00
手元に2枚の写真がある。 1枚は梨花学堂に入学した当時、学友と共に写っている。14歳の頃で、友だちの肩に手をやって、首を少し傾けほほえんでいる。 もう1枚の写真は、1919年8月1日、ソウルの西大門刑…