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〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 61〉新羅の首相格 康氏、学者の多い周氏/種類と由来(48)

2002年05月10日 00:00 文化・歴史

康氏は著姓の後半に位置する。56の本貫のうち、代表的な本貫と始祖は、信川・康葡匐(カン・ポボク)、載寧・康適、谷山・康庶、康翎(リョン)・康拯(ジュン)、晋州・康汝楫(ヨヂュプ)、雲南・康千熙、任実・康理と伝えられる。

彼らは主に高麗・李朝の官吏だが、康氏の歴史は古く、「三国史記」は新羅・訖解(フルヘ)王26(345)年、康世が首相格となり、倭軍撃退で活躍したと記す。

高麗の太祖・王建の部下には康允珩(ユンヒョン)をはじめ、多くの康氏が名をつらねていた。

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