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〈それぞれの四季〉勇気ある匿名電話/朴明仙

仕事をする上でなくてはならない電話。近年、メールやウェブサイトで連絡手段をとることも頻繁になりつつあるが、電話は今も基本の連絡手段だ。

流れた6.15行事

歴史的な6.15共同宣言発表記念日を、北、南、海外の代表たちが一堂に会して祝うことは今年もできなかった。ここ数年続いてきた分断開催だが、今年はとくに失望が大きかった。12、13日に開催することになって…

〈ピョンヤン笑顔の瞬間 8〉思い出をデジカメに

平壌でもデジタルカメラ(デジカメ)は一家に一台の時代。 休日にはデジカメを片手に街行く人の姿が目立つ。 写真は、春らんまんの日、大同江の畔でピクニックを楽しんでいた家族。 撮影した写真の何がおかしいの…

詭弁に注意

大阪のあるトーク番組で、日本軍「慰安婦」問題に関する橋下大阪市長の発言をめぐる視聴者電話投票が実施された。結果は、「問題なし」7713票、「問題あり」2011票。結果について、番組に出演した市長は、「…

〈取材ノート〉教育と政治

朝鮮大学校と日本体育大学の間で結ばれたスポーツ交流協定の調印式(5月16日)での日体大・松浪理事長の言葉が印象的だった。

会談破綻の責任

ソウルで開かれる北南当局会談を本紙記者も取材するはずだった。朝鮮新報の平壌特派員は北側の随行記者として、90年代の高位級会談、6.15以降の閣僚級会談の現場に立ち会ってきた。 ▼北の対話提案に応えた南…

〈本の紹介〉「在日外国人・第三版」田中宏著

初版、第2版そして今回の第3版も初めて接したように皆新鮮に感じた。本書は在日外国人問題に関する入門書でもあり専門書でもあるばかりか、普通に関心をもつ人にも研究者にも必読・必携の書であると思う。

〈本の紹介〉「たった一度の物語ーアジア・太平洋戦争幻視片」/石川逸子著

旧「満州」からの逃避行/従姉たちは敗戦の軍人たちの指揮で一団となり/暗い 密林を必死に歩いていました 「母ちゃん 足が痛くてもう歩けないよう……」/従兄弟の知人の小学一年生の娘が/泣き叫びます ふりむ…