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トリックオアトリート!/康瑛蘭

恥ずかしがりながら話すオリニたちの姿が、可愛くてたまらない。 朝青八王子支部では、このシーズンになると、地域のオリニたちへお菓子をプレゼントしに行く。 みんなが喜ぶものはどれかと悩みながらの買い出し、…

心にチョゴリを/車琴伶

ウリハッキョに通う女子生徒にとってチマ・チョゴリ制服は、朝鮮人(チョソンサラム)としての誇りと決意をまとう通過儀礼のようなものだった。初級部の頃、毎晩姉がチマのプリーツを一本一本伸ばし、そっと上から布…

地域活動家会議/司空晨

先日、支部の地域活動家会議が行われた。 会議では支部の沿革の紹介、5.28書簡の基本内容の解説などがあり、また新任の支部委員長による支部管下の分会の同胞数、これまでの分会活動の状況を数値化し客観的に分…

金剛山/康瑛蘭

この時期になると、祖国で過ごした日々を思い出す。 2018年9月末、金剛山を訪れた。 大学3年だった当時、祖国講習の日々を平壌で送っていた私たちは「朝青愛国号」に約3時間半ゆられ、元山で宿泊した。翌日…

日記/康瑛蘭

日記を書くのが毎日のルーティンだ。 高校生の時に友人から影響を受けて始めたのがきっかけで、気づけば9年目に入る。数日分を溜めて書く日もあるが、こんなに続くとは思ってもいなかった。今では日々の習慣で欠か…

愛おしい「ウリボンマル」/車琴伶

「イゴシこうなってるイニカ、こうイダ」「クゴッ、そうやるのチャムチョッチ!」。ウリユチバンに通う4歳のわが子とトンムとの会話だ。どこにいても自然とウリマルを話す子どもたちを見ながら、オンマたちと頬がゆ…

愛族愛国と笑顔のループ/司空晨

先日、支部の女性同盟と青商会が共同企画した子育てクラブのイベントで分会委員たちと水遊び用のプール設置の手伝いをした。しかし手伝いとは名ばかり、元気に遊ぶ子どもたちの姿を見てチル(癒しなどを意味する新…

人べんのおかげ/車琴伶

私の名前「伶」は、人べんだ。姉二人の名前も同様に人べんが付く。父曰く、周りの人に恵まれる人生であるようにという想いが込められているらしい。 確かに私の周りには思いやりがあって、寛大で、優しさに溢れた人…

ウリナラへ行きたい/司空晨

無性にウリナラへ行きたい。最近、祖国訪問時の出来事を良く思い出す。 ある年、ウリナラへの出張を終え日本へ戻ったが、2週間後にまた平壌へ行くことになり「万景峰92」号に乗り込んだ。 元山港に着き船上から…

ひとつまみのプレッシャー/車琴伶

朝6時に起床したらまずキッチンへ。お弁当に欠かせない玉子焼きを作るため、冷蔵庫から卵を3つ取り出し常温に戻すのが日課だ。 長女の幼稚班から始まったお弁当作りは6年目。何でもよく食べるわが子たちに感謝し…