「今のたくさんの大人たちは、『子どものときに既に学んでいたこと・感じていたこと』を忘れてしまっているのではないだろうか」―子ども向けミュージカルの舞台にはじめて立って気づいたことだと、役者・金世玲さん(23)はこう話した。
金世玲さん(写真=本人提供)
警察、先生、消防士にお花屋さん…子どもの頃からとにかく将来の夢が人一倍多かったという金さん。学生時代は初・中・高と舞踊部に所属し、日々、朝鮮舞踊の練習に明け暮れていた。朝高を卒業しながら役者の道に進んだきっかけは「最初はただ、また舞台に立ちたいという思いがあったのと、声を出してみたかった。舞踊は声を出せないから。昔から演劇が好きだったこともある」という。
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