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1948年4月

1948年に勃発した日本とGHQによる民族教育への弾圧は今も続く日本政府の民族教育抹殺政策の起点であると同時に、統一か分断かの岐路に立たされた朝鮮半島情勢とからまりあいながら引き起こされた事態だった

〈4.24教育闘争75周年〉今も続く民族の尊厳守るたたかい

在日朝鮮人の民族教育権擁護運動において歴史上最大の闘争の一つである4.24教育闘争。75周年に際して、その精神と伝統をいま一度見つめる。 1945年8月15日の祖国解放の喜びを胸に、奪われた尊厳と朝鮮…

〈4.24教育闘争75周年〉ドキュメント・4.24報道の足跡

本紙では、1948年から現在に至るまで4.24教育闘争について継続的に報じてきた。その歴史を紙面を通じてたどる。(前身である解放新聞、朝鮮民報を含む) 1940年代 ▼朝鮮人教育は朝鮮人の自主権のもと…

〈4.24教育闘争75周年〉脱植民地化としての民族教育/呉永鎬

「悲しい亀裂」を生まないために 「私たちはこの悲しい亀裂を避けることができなかった」――。1932年、山口県下関市で生まれた高史明は、「失われた私の朝鮮を求めて」と題した論考で、自身と父との関係をこの…

〈4.24教育闘争75周年〉朝鮮現代史としての4.24の記録/鄭栄桓

38度線を越えた連帯のバトン 75年前の4月22日午後、平壌の牡丹峰劇場で開かれた南北朝鮮諸政党社会団体代表者連席会議にて、ある人物が在日本朝鮮人連盟(朝連)を代表して討論を行った。会議の議事録によれ…

〈4.24教育闘争75周年〉叫びつづけた「差別反対」

手繰り寄せた国庫支援 2019年10月に始まった幼児教育・保育の無償化制度(幼保無償化)から、朝鮮幼稚園をはじめとする各種学校認可の外国人学校が対象外とされ、およそ3年半。いまもその状況は、制度の施行…

山口で差別是正訴え/4.24教育闘争75年

4.24教育闘争から75年を迎える今年、いまだ続く政府や地方自治体の朝鮮学校差別政策に反対し、各地では、民族教育権擁護を訴える行動が相次ぎ展開されている。 山口では12日、今年で10年となる山口朝鮮学…