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〈ものがたりの中の女性たち 24〉数百里を歩き、夫を懲らしめる/禹尚中の妻

あらすじ

禹尚中(ウサンジュン)は公州の武人である。王の警護で功をたて昇進、水軍の将になる。調練のため軍船数百隻を指揮し統営(トンヨン)に向かうが、その船に妓生を乗せ楽が演奏される中ゆっくりと海を進む。

将軍の奴婢が家に帰りその様を報告すると、激怒した夫人は即刻わらじを履き、食料と水を背負い、一人で歩いて夫の元へ出発する。数百里の海岸線を歩いて統営の港に到着するが、将軍の軍船はいまだ港に至らず。早く船を港に着けろと叫ぶ妻の声に怯えた将軍は「この声は夫人だ! 大変だ」と、いち早く着岸させる。将軍の妻が身軽に船に飛び乗り躊躇なく上座に陣取ると、船にいた武将や兵卒はいっせいに逃げ出す。跪く将軍の臀部を妻は鞭で30回打つ。禹尚中は血まみれになるが、罰には足りないと妻は将軍の髭を刃物で切り落とす。そして何事もなかったように妻はまたひらりと船から飛び降りると来た道を帰っていく。禹将軍は髭が美しいと有名であった。腰まで伸びた黒々とした髭はあっけなく切られ、そのときから彼は髭がない男になってしまう。将軍が統営に着くと、髭のないその姿に驚いた水軍節度使李浣(リワン)が立派な髭をどうしたのかと聞く。

禹公が仕方なく仔細を述べると、「妻を制することもできない将がいかにして敵を制圧できようか」と激怒される。李浣は彼を叱責した後王に上奏し、その結果尚中は水軍から追放されてしまう。

妻の勇気と胆力のほうが禹尚中より勝っていたということである。


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