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4.24の魂継ぎ未来を拓く/兵庫朝鮮学生芸術公演「未来」、1,000余人で盛況

2017年11月27日 13:07 主要ニュース 民族教育

フィナーレ・大合唱「愛しのウリハッキョ」(出演者全員)

兵庫朝鮮学生芸術公演「未来」(主催-同実行委、後援-兵庫県商工会、兵庫県青商会、金剛保険)が11月24日、明石市民会館で行われた。総聯兵庫県本部の金椿権委員長、実行委員長を務めた教職同兵庫県委員会の許敬委員長(神戸朝高校長)、県内の活動家や同胞、日本市民ら1000余人が観覧した。収益金は学校へのチャリティー金に充てられる。

今回の公演は、4.24教育闘争70周年となる来年4月を、民族教育を守り発展させた成果を持って迎えるための運動の一環として企画された。

公演には県内6校(神戸朝高、尼崎初中、西播初中、神戸初中、西神戸初級、伊丹初級)の約350人の児童、生徒が出演した。舞台に上がったのは近畿地方芸術コンクールと中央芸術コンクールで披露した作品を基本とした計21作品。出演者たちは高い芸術性を通じて民族教育の素晴らしさを余すところなく発揮した。

合唱「明るい未来へ」(神戸・尼崎・西播中級部3年生合同)

2部構成の公演でオープニングを飾ったのは神戸朝高生による「歓びのオンヘヤ」。中央芸術コンクールの優秀作品に選ばれた作品や中級部3年生全員による合唱「明るい未来へ」なども大きな拍手を浴びた。最後は全出演者たちが歌「愛しのウリハッキョ」を大合唱した。

また舞台では、4.24教育闘争70周年と「ウリ民族フォーラム2018in兵庫」を機に、朝鮮学校の宣伝と児童、生徒募集活動を活性化させるための宣伝企画が発表された。この企画は神戸朝高を中心とした県内の学校と県青商会、同胞専門家たちの協力の下で進められていく。

(李永徳)

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