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こぼれ話④―自分は何者なのか

当然のようにわかったつもりでいても、その分野に明るい人から改めて話を聞くと、自身の浅学さを痛感することがある。

根気強く

「新型コロナウイルスに関して、新報で分かりやすく教えてくれないか」――関東在住の同胞からこのような便りが届いたのは、2020年の1月末、今からちょうど2年前のことだ。

こぼれ話③―勝訴判決の翌年

高校無償化訴訟弁護団の連載取材をするとき、弁護士たちはもちろんだが、その周辺の関係者たちから聞く話を、筆者はとりわけ大事に考えている。 学校、弁護団、支援者の三位一体を闘いの軸に据えた大阪弁護団と関連…

安心できる「日常」を

コロナ禍ではあるが、今年は里帰りなど久々に遠出した人が多かったことだろう。正月を家族や友人と過ごす楽しいひと時は、SNSでも垣間見ることができた。 ウトロ地区の住民も、同じ気持ちで新年を迎えられたのだ…

やるか、やらないか

3~5日にかけて「ミレロフェスティバル」が行われた。発起人はJリーグ・横浜FCに所属する韓浩康選手だ。北海道から九州まで各地の朝高サッカー部から選抜された選手らが集結し、朝高選抜チームを結成。朝鮮大学…

師走の覇者

師走も半ばだ。 一説によると、12月は誰もが年の瀬を控えて気忙しく慌ただしくなる時期で、どっしり構えて読経をする師僧までも走り回らなければと思わせる程の多忙な月であるから「師走」なのだとか。なるほどよ…

こぼれ話②―知らなかった「共通点」

「隣人であり友人の自分が、これからもつなぐ役割を果たしていきたい」 無償化裁判を終えて、弁護団の一員だった青木有加弁護士は、そう抱負を語っていた。 かのじょが取材中に語った逸話のなかには、興味深い話が…

「聖地」

岐阜県瑞浪市にある同胞飲食店「花本屋」を取材した。全達男さん(85)が1963年に大衆食堂として開業し、現在は焼肉屋を営む。店をたたむことなく58年間続けられたことは、