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〈取材ノート〉飛び込んだ先に

昼食時、隣に座るのは功勲体育人、功勲体育人、1人飛ばして人民体育人。「ダイビングワールドシリーズ・富士大会」(3月15~17日)に出場した朝鮮選手たちと7日間を共に過ごした。最年長は23歳で他は高級部…

〈取材ノート〉「朝鮮」と出会い向き合う

「朝鮮学校のことをもっと知ってほしい」 先日出向いたヘイトスピーチの研究会。パネラーたちの報告が終わり、ちょうど各団体からのアピールがはじまったときだった。ふと聞こえてきた日本人参加者のその声に、大衆…

〈取材ノート〉ウトロを訪ねて

再開発の進むウトロ地区を取材した。市営住宅第一期棟への引っ越し前夜。予定していた取材を終え、とある同胞宅を訪ねた。 時計はとうに20時を回り、急な訪問に申し訳なさを感じつつ取材の意図を伝えると、出迎え…

〈取材ノート〉それぞれの価値を大切に

小規模コミュニティーならではの連帯感がある。四日市初中チャリティーを目的とした「シアリ公演2018~未来」(21日)の出演者はそう口を揃えた。観客である県青商会会長も「過疎地域だから大都市とは違う力が…

〈取材ノート〉恩の行き先

各地で行われた成人式。色とりどりのチョゴリや新しいスーツに身を包んだ新成人たちが揃って口にした言葉がある。「恩返しがしたい」。どこの成人式でも繰り返されるこの言葉に、以前見た「ペイ・フォワード」という…

〈取材ノート〉時差6時間の吉報

昨年の暮れのこと。カーリーヘアに、赤いキャリーバッグをまるで身体の一部のように軽やかに引きながら高遠菜穂子さんは現れた。

〈取材ノート〉“ハッキョのため、それしかない”

はじめて行く地に心が揺さぶられ、はじめて会う人々に感動をする。 繰り返し行く地ももちろんだが、一度も訪ねたことのない場所へ行くときの緊張感というものは何度味わっても特別なものがある。 11月初旬、出張…

〈取材ノート〉39430歩

39430歩―これは3日間にかけて行われた今年のコマチュック大会期間中に手元の歩数計が示した数字だ。本紙取材班のメンバーを合わせると10万歩は下らないだろう。紙面に掲載された写真1枚を撮るのに1万歩、…