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〈取材ノート〉大胆不敵な笑みが表すもの

腕を組みながら浮かべる大胆不敵な笑みは自信の表れか。イタリアのプロサッカーリーグ2部の第15節、ペルージャに所属する朝鮮代表FWのハン・グァンソン選手は得点を決めた瞬間、喜びを爆発させるでもなく前述の…

〈取材ノート〉問われる日本社会

メディアの加熱報道は時に人格攻撃に転じることがあると、最近の取材現場で痛感させられた。秘書への暴言や「二重国籍問題」など、国会議員のいわば「不祥事」が続く昨今の政治状況。問題の核心には触れず、必要以上…

〈取材ノート〉汗っかき

学生中央体育大会ラグビー競技が行われた愛知のラグビー場。宙を漂うトンボが秋の訪れを知らせる。振り返れば今年の夏も「あつかった」。

〈取材ノート〉タコがいっぱい出来そうだ

「ミサイル発射ミサイル発射。『北朝鮮』からミサイルが発射されたもようです。頑丈な建物や地下に避難して下さい」 「これまでにない脅威」「『北朝鮮』に最大限の圧力を」 「国連安保理によって新たな対『北朝鮮…

〈取材ノート〉大好きなハラボジ

私事だが、先日、祖父が亡くなった。88歳。大好きなハラボジ。まだまだ元気だったのに。 小さな時から、正月には祖父の家に行っていた。扉を開けると、フワッと懐かしい匂い。「よく来たね」と笑う声がする。 ギ…

〈取材ノート〉夜会に行こう

記者ならば、好む好まざるを問わず勝負に出なければならない時がある。出張中ならばなおさら、失敗は許されない。一期一会―そんな予感を胸に、情報力、分析力、ときに直観を信じて暖簾をくぐる。それは、朝、昼、晩…

〈取材ノート〉同胞社会の財産

7月29日、30日にかけて京都で開催された文芸同中央主催舞踊コンクール。「在日舞踊愛好家たちの祭典」ともいえるこのコンクールは、10回目の節目を迎える今年も各地から多くの舞踊手たちが詰め掛け、大盛況で…