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〈取材ノート〉軌跡を刻む使命感

本紙で記者をしながら取材現場にいくと、また次に必ずここに来なければというような使命感?に掻き立てられる事が多々ある。いつもこの気持ちの出所はなんなのだろうと考えさせられるのだが、先日、歌劇団公演の取材…

〈取材ノート〉社会人二年目

「記者になって、はや2カ月。そろそろ取材も慣れてきたころ、と思ったら大間違い」と、初めて書いた「取材ノート」が本紙に掲載されたのが、昨年の6月14日(インターネット版は6月8日)。それからはや1年、今…

〈取材ノート〉「フレーム」を壊す

先日、映画「ワンダーランド北朝鮮」を観た。 「平壌行の飛行機に初めて乗ったときは怖かった。北の人は、『顔が赤く、角が生えている』と教育を受けたから」と同作を手掛けたチョ・ソンヒョン監督。撮影のために韓…

〈取材ノート〉記者トンム、わかるかい?

目まぐるしい、いやそんな表現では収まりきらない予測不能な朝鮮半島情勢の変化に、在日同胞たちは何を思うだろうか。取材現場に向かうたび、最近はそんな考えが浮かぶ。

〈取材ノート〉祖国人民と歴史的会談を喜ぶ

朝鮮で4月27日の北南首脳会談の報道が初めて流れたのは翌日朝の放送。 市民らは放送に耳を傾けた。通勤中で放送を聴く事ができない知人は、家に電話をかけてその放送を聞き、電話越しの家族と一緒に涙したという…

〈取材ノート〉まだ越えられない線

4月27日。 北南首脳会談と、偶然にも重なった愛知無償化裁判の判決の言い渡し。 この歴史的な日に、歴史的な勝訴判決を―。 そんな思いとは裏腹に、裁判官はたった29文字の主文をいかにも淡々と読み上げた。

〈取材ノート〉輝くオモニたち

「レシーブの時に目をつぶらないで!」、「失敗をいつまでも引きずったらアカン!すぐ切り替える!」気合の入った声が飛んでいた、先日のバレーボール大会。ただし、学生たちの大会ではない。「在日朝鮮オモニ中央バ…

〈取材ノート〉セウォル号惨事から4年

セウォル号惨事に関する朴槿恵前大統領「空白の7時間」の行方が波紋を呼んでいる。 14年4月16日。最初に事故が申告された8時54分から、船が180度傾き救助不可能となった10時17分まで、朴槿恵は事故…