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〈取材ノート〉「切れ目」はどこに

江戸時代の吉原遊郭では遊女と客との関係が金銭で成り立っていたそうだ。客の持ち金がなくなると、それまで優しかった遊女は手のひらを返したように冷たくなったという。このことから「金の切れ目が縁の切れ目」とい…

〈取材ノート〉希望に満ちた新年の幕開け

2019年の幕開けを、金日成広場で平壌市民らと迎えた。 「今回のカウントダウンイベントは、一味違うらしい」 大晦日が近づくにつれ、市民たちの間では迎春祝賀のコンサートへの期待が膨らんでいった。 31日…

〈取材ノート〉”湧き出る感情を込めなさい”

学生時代、平和や統一よりも、脅威や差別といったワードが身近なものだった。そのせいか、自ら叫ぶ「祖国統一」は、「差別反対」のその声よりも現実味はなく、一時的に「熱くなる」瞬間はあっても、当時はいつか統一…

〈取材ノート〉天国のオンマへ捧ぐ

ある女性の声が頭から離れない。 「オンマ。故郷に行くことができず亡くなったオンマのことを考えた。もし生きていたら、どれほど嬉しがっていたことだろうか」。 12月2日、ソウル特別市北東部の蘆原区で行われ…

〈取材ノート〉第40回コマチュック大会

記念すべき第40回目を迎えた「コマチュック」。ピッチを駆ける選手たちはもちろん、会場に集まった同胞たちの中にも、大会に特別な思いを抱いている人たちがいた。 「今でも同級生と集まると40年前の話をする」…

〈取材ノート〉連鎖のなかで

昨今、物議を醸している南の某アイドルグループの「音楽番組締め出し」問題。

〈取材ノート〉「大きな背中」に教わる

「分会長と言えば年寄りの役割だと思っていたのに自分もそんな歳か」。総聯山梨・中央支部甲府分会の再建の集いで冗談を飛ばす分会長。今年で67歳だが参加者では若い方だ。次世代をいかに網羅するか。後進育成の壁…