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〈取材ノート〉足すことも引くこともなく

あなたが見た朝鮮の姿、日本と友好な関係を築きたいと願う朝鮮の人々の気持ちを「足すことも引くこともなく」伝えてほしい――。 今夏、朝・日関係が悪化の一途をたどる一方で、関係改善を願い、多くの日本人士が訪…

〈取材ノート〉祖国と在日同胞

平壌市内に並ぶ「かき氷」の屋台が、いつしか「焼き芋」の屋台に変わっていた。 7月からの平壌支局での活動を終え、印象深かったのは近年見られる「同胞訪問団の多さ」だ。東京訪問団など、各県、団体からの訪問団…

〈取材ノート〉今年の秋も

家を出ると、風が涼しい。一気に秋を感じるようになった。「読書の秋」「食欲の秋」。落ちた銀杏の臭いをかぐ度に心が躍るが、それよりも今年は筆者にとって「幼保の秋」になりそうな臭いが漂っている。 幼保無償化…

〈取材ノート〉遠賀の流行語大賞

近頃、女性同盟福岡・遠賀支部で非専従委員長を務める韓鶴江さん(63)の自宅を「朝鮮総聯」を名乗る人が訪ねてきたそうだ。誰かと思ったら、日本学校出身の遠賀地域青商会・会長、辛勝久さん(40)だった。「ウ…

〈取材ノート〉「自由」の尊重

日曜の昼下がり、この日も排外主義者たちは、警察に守られながらヘイトスピーチの「自由」を得ていた。15日、錦糸町駅周辺では、「日韓断交」を求め排外主義団体らが主催したヘイトデモが行われた。いかにもと言わ…

〈取材ノート〉出張中のこぼれ話

ホテルの受付で名乗った瞬間、たどたどしい日本語が返ってきた。「私も韓国から来たんです」。昨年、就職のため日本に来たという若手職員の目はキラキラと輝いていた。どうやら同じく「韓国から来た」仲間と思ってい…

〈取材ノート〉一網打尽

「新鮮な鮎はスイカの香りがするんだよ」。横に座る総聯鹿児島県本部委員長は得意げに語った。「民族フォーラム2019in九州」の企画である朝青鹿児島と朝青福岡の合同座談会(8月3日)、その交流会に顔を出し…

〈取材ノート〉地方都市の活気

緑まぶしい街並み、カラフルなワンピースをまとう女性たち、ビアホールでグラスを交わす上気した笑顔―。数年ぶりに夏の平壌を訪問すると、その活気あふれる姿にこちらまで浮足立ってしまう。 活気にあふれているの…