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〈朝鮮民族の美62〉李漢喆筆「金正喜像」

この絵の主人公、金正喜(1780-1856)は朝鮮朝の名家である慶州金氏の家門に生れ、実学派の大家として名高い朴斉家について学んだ。号は秋史、阮堂など。24歳の時、父が清国への使節団で燕京(北京)に派…

〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 54〉天才的な詩才を開花/三大詩妓―雲楚金芙蓉

「草堂夫人」と呼ばれ 雲楚(ウンチョ)金芙蓉(キム・プヨン)(19世紀)は城川妓生出身であった当時、城川府使によって当地を訪れていた権勢家金履陽(キム・リヤン1755~1845)に供出され、その運命を…

“戦争の悲惨さと国境越えた人間愛”/平壌からの引き揚げ体験を語り継ぐ藤川大生さん   

フジシステムサービス代表取締役社長で経営コンサルトの藤川大生さん(79)は1934年、日本の統治下にあった平壌で生まれ、平壌・船橋小学校に通い、46年、12歳の時、引き揚げた。「平壌は懐かしい生まれ故…

〈朝鮮民族の美61〉豹菴・姜世晃「霊通洞口」

姜世晃(1713~1791)は、父が政府の高官を務めた家庭に生れ、幼い時から中国の古典に親しみ、かたわら漢詩に興味を持ち、画才にも恵まれた。したがって書にも巧みで、世人から詩書画三絶とたたえられた。

〈歴史×状況×言葉 33〉秋田雨雀

自然人をころし 人人をころす―関東大震災時の朝鮮人虐殺に際し、作家秋田雨雀はこううたった。それからちょうど90年を迎える今日、とりわけ「3.11」後の日本社会の状況を生きている私たちは、あらためて戦慄…

〈朝鮮民族の美60〉金弘道「松下猛虎図」

わが国に虎の絵は多いが、気迫の充満した、虎の威厳と美しさを、これほど良く表現した作品はないと思われる。 双眼はランランと輝き、鼻すじが通り、口の周りの髭は針のように真っ直ぐで硬そうである。耳は小さく猛…

岡山同胞の期待に応えたい/岡山朝青舞踊サークル

岡山朝青舞踊サークルは、独舞、重舞と金賞を授与された。文芸同のない岡山舞踊サークルは、1995年に結成された。

文芸同東海支部、京都支部が創作作品を披露

テーマは「オモニの愛」 第8回目を迎えた同コンクールでは今年、「子を思うオモニの気持ち」をテーマにした創作作品が2つ舞台にあがった。一つは文芸同東海支部の群舞「『思郷歌』オモニの思い」、もう一つは文芸…