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「寄贈」されたアイヌ遺骨、故郷へ

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。 「寄贈」されたアイヌ遺骨、故郷へ オーストラリアの博物館などで保管されていたアイヌ民族の遺骨が6日、メルボルンでアイヌ団体代表らに返…

三重ホンダがD1昇格に王手/李承爀、朴成基、呉洸太所属

サッカー Jリーグ J2・第13 節が3日に、14節が7日に行われた。 梁勇基選手(MF)が所属するベガルタ仙台は、13節でブラウブリッツ秋田と対戦し、2-2で引き分けた。梁選手は79分から途中出場し…

【読者プレゼント】朴貞花第二歌集 無窮花の園

本書は1973年から在日朝鮮人の生活苦や思いを振り返った著者・朴貞花の短歌と、日本近現代史研究者である安川寿之輔の解説で構成された。 朴貞花は38年に忠清北道に生まれた。1歳の時、日本の炭鉱で強制労働…

短編小説「伜は前線でたたかっている」14/李相鉉

爺さんは腹の中でフフンと笑った。彼にとっては何よりも、米を掘りだして運ぶ時間を少しの狂いもなく予定どおりにすすめることだけが頭に一杯であった。 「それはどうも…。で、さっきのお米の話は…?」

短編小説「伜は前線でたたかっている」13/李相鉉

「あのあほうが、もう二度と奴のいうことなんかとりあうな!」 許振風はもったいぶって咳ばらいをすると、あぐらをかいてふんぞりかえった。

短編小説「伜は前線でたたかっている」12/李相鉉

将校たちは、「扇岩」のところに工作員を派遣して、そこにのこっている自分たちの連れと交替してもらえないかと頼みながら、そのとき彼らの道案内をしてくれた老人にいたく感謝しているというのであった。甲徳はその…

短編小説「伜は前線でたたかっている」11/李相鉉

コプニは吐きだすようにそういうと、あたりを見回した。 ちょうど峠道を下りてくる萬基爺さんの姿をみとめたコプニは、水がめを頭にのせるとみんなの先に立った。

短編小説「伜は前線でたたかっている」10/李相鉉

つづけて彼は、自分のいまの立場をごく手短かに話した。やっと安心したのか、くだんの将校は、渭原方面にぬける道をこまごまとたずねはじめた。