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「北朝鮮」蔑視・制裁と在日朝鮮人/金誠明

先日、留学同東京主催の特別展・シンポジウムを準備する過程で、ウリハッキョや在日朝鮮人に対する差別の問題について話し合う機会があった。 日本の学校に通う多くの同胞学生は生活の中で、「北朝鮮」差別から逃れ…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 41〉連帯の神話を超えるために/書評・廣瀬陽一「中野重治と朝鮮問題」を読む

廣瀬陽一著「中野重治と朝鮮問題――連帯の神話を超えて」が手元に届いた。終生朝鮮と向き合い続けた中野重治の朝鮮認識、その変容と発展の過程について、主として敗戦後から晩年までのテクストを、朝鮮、在日朝鮮人…

〈民族教育と朝鮮舞踊13〉平壌音楽舞踊大学の通信教育①―専門部

「하늘의 별 따기(夜空の星を手に入れる)」 近年世界でも、子どもの包括的な発達の観点から、自主性と創造性、社会性と文化的アイデンティティを育む学習手段として、学校における芸術教育が重視され、その役割…

トイレの掲示文

いつごろから増えたのか、駅やコンビニのトイレに入ると次のような文章が掲示されている。「いつもトイレをきれいにご利用いただき、ありがとうございます」。こんな文章を見るたびに、何か釈然としない気持ちになる…

〈取材ノート〉汚された記念碑

総聯新潟県本部の近く、中央埠頭付近には「ボトナム(柳)通り」と呼ばれる道がある。 1959年、朝鮮への第1次帰国船が旅立つ前に、朝・日友好のシンボルにと同胞たちは約2キロにわたって柳の木を植えた。その…

〈FOCUS!〉新潟港のチョンナム

祖国へ旅立つ多くの同胞を見送ってきた新潟港。その片隅に、2本の樹木が佇んでいる。1970年代、帰国船の船長が植えたという「チョンナム(もみの木)」だ。50年以上の間しっかり根を張り、同胞と祖国との繋が…

〈トンポの暮らしを支える/こちら同胞法律・生活センターです! 19〉休職と傷病手当金

うつ病などの精神疾患をはじめとする体調不良により、就労が困難となった人からの相談が増えています。 特に最近では、新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中で、ステイホームのストレスや、長期にわたる在宅勤…

同胞に想いを馳せる人々

ウェブサイト・朝鮮の今日は10日に公開した「在日同胞学生が慕う恩師」と題した動画で、迎春公演に参加した在日の生徒らを指導した祖国の教員の想いを紹介した。チェ・ナミ教員はHPを通じて生徒たちと疎通できる…