公式アカウント

〈読書エッセー〉晴講雨読・許南麒の詩と初版本(下)/任正爀

朝鮮戦争時、『火縄銃のうた』を発表した許南麒は、もう一の長編叙事詩を創作した。1952年に理論社から出版された『巨済島』で、これが4冊目の詩集である。

ひとつまみのプレッシャー/車琴伶

朝6時に起床したらまずキッチンへ。お弁当に欠かせない玉子焼きを作るため、冷蔵庫から卵を3つ取り出し常温に戻すのが日課だ。 長女の幼稚班から始まったお弁当作りは6年目。何でもよく食べるわが子たちに感謝し…

〈取材ノート〉焼け跡に新たな実り

《하늘이 무너져도 솟아날 구멍이 있다(空が崩れても這い出る穴はある=窮すれば通ず)》という朝鮮のことわざがある。これ以上ない絶望的な状況におかれても、強い意志があれば逆境を乗り越える道が見えてくる…

〈取材ノート〉焼け跡に新たな実り

《하늘이 무너져도 솟아날 구멍이 있다(空が崩れても這い出る穴はある=窮すれば通ず)》という朝鮮のことわざがある。これ以上ない絶望的な状況におかれても、強い意志があれば逆境を乗り越える道が見えてくる…

NATO首脳会議の目的

暗雲が立ち込めるのは、不吉な前兆だ。岸田首相と尹錫悦大統領 がスペインまで出向いて欧米の軍事同盟であるNATOの首脳会議に出席した。

〈FOCUS!〉日々アップデートされている

「市民給食」、朝鮮学校ではあまり聞きなれない言葉が、ごく自然に溶け込んでいた。 川崎初級で今年1月からはじまった地域住民らによるボランティア活動。学校給食のないウリハッキョで、保護者らの負担を少しでも…

〈民族教育と朝鮮舞踊17〉舞踊教員のための専門的な祖国講習―総聯教育者代表団(舞踊)―

2006年7月29日から8月19日まで、舞踊教員だけの専門的な祖国講習が実現した。その年は民族教育における中等教育実施60周年、朝鮮大学校創立50周年を迎えた「民族教育の年」でもあった。80年代から総…

海外同胞法のインパクト

朝鮮で採択された海外同胞権益擁護法をその適用対象となる海外同胞らはどう受け止めたのだろうか。南の市民団体が主催し、日本と中国、米国、ドイツなど世界各地の同胞らの参加の下で行われたウェビナーでその一端を…