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〈ゆんすんの散歩道20〉冬至に食べたあずき粥

数カ月ぶりにオモニと弟と、ドライブがてら東京近郊の市場にでかけた。 新物のあずきともち米を手に取り、美味しい赤飯が炊けると嬉しそうにしているオモニを見て、「うちの子たち、豆ご飯食べないんだよね」と話す…

〈ウリハッキョサポーターの課外授業 朝鮮近現代史編19〉1920年代「文化政治」下の朝鮮(4)

在日朝鮮人の形成と関東大震災朝鮮人虐殺 ■在日朝鮮人の形成

愚直でユニークな経済誌

本紙が最新号の内容を紹介している雑誌がある。「朝・日平壌宣言」10周年を迎えた翌年の早春に創刊された『季刊朝鮮経済資料』がそれである ▼「宣言」の発表で一時は関係正常化の機運が高まったものの、10年を…

「バックステージ」の重要性/康瑛蘭

幼い頃、ステージの上で踊りや歌を披露する機会が多くあった。さまざまなイベントに参加して、楽しい思いをしたこともある。 民族教育を受けながら育つ過程でこのような経験をできたのは「裏」で汗を流す人たちがい…

〈ものがたりの中の女性たち63〉これでやっと帰れるわー仙女

あらすじ 昔ある所に貧しい樵が母とともに住んでいる。貧しさゆえ30歳を越えても嫁に来る者はいない。 ある日樵は、狩人から逃げる鹿を薪の陰に匿ってやる。九死に一生を得た鹿は、仙女が空から降りてきて水浴び…

戦争国家日本

2022年の世相を表す漢字に「戦」が選ばれた。ウクライナ紛争や朝鮮のミサイル試射などで戦争を意識したことが選定の理由とされるが、日本は他国の「脅威」を煽り平和を渇望するふりをする裏で軍事大国化へと着実…

〈トンポの暮らしを支える/こちら同胞法律・生活センターです! 30〉開設から25年―これからも同胞に寄り添う相談所として

■25年間積み重ねてきた相談、啓発活動 在日同胞の生活と権利の擁護を目的として、1997年12月1日、東京・台東区にオープンしたNPO法人同胞法律・生活センター(以下センター)は、今年で開設25周年を…

【投稿】「伊藤孝司写真展」で見た平壌/金順伊

私のオモニは、日本に出稼ぎに来ていたアボジとの結婚のため1937年に玄海灘を渡ってから一度も朝鮮の地を踏むことはなかった。三女、貞順を朝鮮大学校に送る費用のために自宅の敷地内に建てたプレハブの焼肉店で…