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【全文】群馬の森追悼碑訴訟最高裁決定に対する抗議声明/群馬の森追悼碑訴訟弁護団

2022年6月15日、最高裁第二小法廷(岡村和美裁判長、菅野博文、三浦守、草野耕一)は、「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会(以下、「守る会」という。)が群馬県を被告として訴訟提起した「記憶 反…

〈歴史の「語り部」を探して〉今も続く「支配」の地で/沖縄編(下)

輝く広大な海、豊かな自然に囲まれた日本屈指のリゾート地、沖縄県。その地の片隅で、静かに佇む歴史の「語り部」がいた。 「もの想う空間」を/佐喜眞美術館 「沖縄に、米軍基地の一部敷地を取り戻して建てた美術…

強制徴用問題の解決求める院内集会

被害者の尊厳回復めざして 日本の植民地支配への清算と強制徴用などに対する謝罪および賠償問題の解決を求める院内集会(主催=「強制動員問題解決と過去清算のための共同行動」、以下「共同行動」)が5月24日、…

〈歴史の「語り部」を探して〉名もなき犠牲者の「恨(ハン)」/沖縄編(上)

輝く広大な海、豊かな自然に囲まれた日本屈指のリゾート地、沖縄県。その地の片隅で、静かに佇む歴史の「語り部」がいた。 魂の叫び/恨之碑 3月中旬。県内の気温は20度を上回り、街では半袖姿の人がちらほら歩…

〈告発から45年~裴奉奇さんが伝えたこと〉遺志を継いだ南市民らの活動

戦争のない平和な世界を 93年3月に日本軍性奴隷制被害者であることを公表してから、性暴力問題解決のため人権運動家として活動した金福童さん(享年93歳)。かのじょの没後、南朝鮮の市民らによって「金福童の…

〈告発から45年~裴奉奇さんが伝えたこと〉性差別撤廃部会の活動

自分事としてのアクション 晩年の裴奉奇さんが、金賢玉さんに話していた、とある思いがある。 「仇を取ってほしい」―。この言葉について、長年裴さんに寄り添った金賢玉さんは「朝・日問題を解決してほしい」とい…

〈告発から45年~裴奉奇さんが伝えたこと〉切り開かれた道

1991年8月、自身が被った日本軍性奴隷制被害について証言した金学順さんの勇気ある行動は、その後、日本の国家戦時暴力に対する責任追及と被害者救済を求める運動を世界規模で本格化させた。しかし、その10年…

【特集】告発から45年~裴奉奇さんが伝えたこと

1977年4月23日、朝鮮新報に一本の記事が掲載された。それは日本による植民地統治下で、沖縄に日本軍「慰安婦」として連行された裴奉奇さんへのインタビューだった。 91年、南朝鮮で初となる金学順さんの告…

沖縄の構造的問題を浮き彫りに/「復帰」50年に際し報道写真展

報道写真展「沖縄復帰50年 定点観測者としての通信社」(主催=公益財団法人新聞通信調査会)が、4月29日から今月15日まで、東京千代田区の東京国際フォーラムで開催された。戦後、米国の統治下に置かれてい…

【インタビュー】「どっこい生きる」はんめの魅力を映画に/金聖雄監督

在日同胞2世の金聖雄監督が、川崎・桜本とその周辺に住むハルモニたちを記録した映画の制作を進めている。2004年、桜本を舞台にしたドキュメンタリー映画「花はんめ」を発表して18年、その続編となる今回は、…