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短編小説「幸福」14/石潤基

やがて、深くうなだれた僕の耳元に、重々しい声が聞こえてきた。真顔で真剣なやや鎮痛に満ちた、そして盤石のように、おごそかで厳しい声であった。

〈群馬追悼碑裁判〉1審から後退“碑の価値問われず”/市民団体が2審で敗訴【詳報】

県立公園「群馬の森」にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑について、県が設置許可を更新しないのは違法だとして、「記憶・反省そして友好」の追悼碑を守る会(以下、「守る会」)が処分の取り消しなどを求めた民事訴訟…

短編小説「幸福」13/石潤基

「ラジオをこっちに寄越してくれたまえ。あの勝載くんのラジオだ。この科長同士が帰るついでに、持っていってもらおう」 さあ、ことはますます面倒になっていく。ところが指導員が出てしまうと、その話はそれっきり…

等しく生きる権利、自由を考える/講演「在日朝鮮人差別の根源を問う」

朝鮮解放76周年記念講演会、京都で 朝鮮解放76周年記念講演会「在日朝鮮人差別の根源を問う」(主催=朝鮮解放76周年記念講演会実行委員会)が8月21日、ラボール京都で行われた。講演の様子はオンラインで…

短編小説「幸福」12/石潤基

「われわれは、戦後の国民経済復興発展3カ年計画を成功裏に遂行し、祖国の統一独立の確固たる保障である共和国北半部の民主基地を、政治、経済、軍事的にいっそう強化しなければならない。(金日成)」

2021年度吹奏楽コンクール/各地の朝高吹奏楽部が入賞

 堂々とした演奏で朝鮮学校の名を 各地の朝高吹奏楽部が2021年度吹奏楽コンクールで好成績を収め、朝鮮学校の名をとどろかせた。 京都中高は6日に行われた「第58回京都吹奏楽コンクール」で金賞を受賞し、…

「祖国と同胞の名誉」/朴正文氏に「最高栄誉大賞」

在日同胞画家の朴正文氏が国際顧問を務める一般社団法人「新日本美術院」から「最高栄誉大賞」を受賞した。授賞式が23日に都内で行われた。

〈群馬追悼碑裁判〉「違法」認めた1審判決取り消す/東京高裁、市民団体の請求を全面棄却【1報】

県立公園「群馬の森」(群馬県高崎市)にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑をめぐり、県が設置期間の更新を不許可にしたのは違法だとして、碑を設置した市民団体が、処分の取り消しなどを求めていた訴訟の控訴審判決が…