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浮かび上がる歴史

見て、聴いてきたものが、一面的でしかないことを、最近になり改めて感じている。 年が明け、今年の初取材となった東京・稲城での写真展でのこと。在日朝鮮人1世にフォーカスしたこのイベントを、地元・稲城の地で…

住宅建設とセメント

首都平壌と地方農村で住宅建設が力強く推し進められている。とくに昨年末には咸鏡南道の剣徳地区と黄海南道、咸鏡北道、南浦市などの各地農村にモデル住宅が雨後の筍のように建設され、次々と竣工した ▼農村住居建…

強者たちの隊列

年始から国際社会の耳目は朝鮮に集まった。年末に行われた党中央委総会に関するニュースが世界を駆け巡った。

分水領の年

朝鮮にとって2022年は、昨年の延長ではないようだ。1月、本紙一面のコラム、「メアリ」にそう書いた。根拠は年末に行われた党中央委総会。金正恩総書記が22年事業の「戦略的重要性」について強調していた。

ちっぽけだけど確かな「点」/車琴伶

ウリハッキョで習うウリノレが好きだった。声楽部に入り、本格的に朝鮮や在日同胞の歌を習うたび、歌詞やメロディーに込められた想いに感動し、心が震えた。異国で民族の魂を継承する私たち在日同胞の姿、祖国分断の…

相次ぐ竣工の知らせ

大規模建設プロジェクトが完成されたという報道が相次いで流れた2019年の年末を今も鮮明に覚えている ▼両江道の三池淵市が山間都市の立派な標準、理想的な手本として竣工し、咸鏡北道鏡城郡の仲坪地区に巨大な…

〈FOCUS!〉心温まる恐怖体験

群馬朝鮮人強制連行追悼碑の撤去反対を求めるデモの現場を、朝大の実習生とともに取材した。取材の帰り道、碑を直接みて帰りたいという実習生の思いに触れ、急遽「群馬の森」へ。タクシーを乗り閉園ギリギリで碑にた…

愚直でユニークな経済誌

本紙が最新号の内容を紹介している雑誌がある。「朝・日平壌宣言」10周年を迎えた翌年の早春に創刊された『季刊朝鮮経済資料』がそれである ▼「宣言」の発表で一時は関係正常化の機運が高まったものの、10年を…