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大切な居場所/李大美

福岡・筑豊地域の朝青で活動していた頃はとにかく必死だった。学校がなくなり、同胞が集まる機会が減ってしまった地域での活動には、試行錯誤が必要だった。日本の友人たちとのチャンダンサークルや祖国訪問など、色…

センス・オブ・ワンダー/李佳也

「ソンセンニムって生野初級出身でしょ!?」。大阪第4初級での英語の授業後、児童たちが駆け寄ってきた。「何回も『ミアネ! トゥルリョッソ!』て言ってたけど、それは生野語〜! 他はみんな『トゥルリョッタ』…

「注目」は好循環の素/金顕秀

「みんなの関心と注目、応援とサポートで、ウリチュックを力強く後押ししよう!!」 これは「ウリチュックサポーターズクラブ」(以下、クラブ)がかかげるスローガンだ。 ここに込められたキーワードは「関心」「…

同胞青年たちの中で/李るい

地域の朝青というと、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。朝青には数えきれないほど多くの活動がある。そのうちの一つが、訪問活動だ。

「それ以外」の選択肢/徐麻弥

私の第1子は1年間だけ日本の幼稚園に通ったことがある。入園して給食献立表が配られた際、私は困惑した。月に一度、「お母さんの手作り弁当の日」があると書かれていたのだ。長年にわたり運営されている私立幼稚園…

合唱曲「生きる」/李佳也

谷川俊太郎の素晴らしい詩「生きる」には合唱曲があるのをご存知だろうか。 「生きているということ/それはのどがかわかくということ/木漏れ日が眩しいということ…」

「サポーターズクラブ」/金顕秀

ウリチュックTV」と「ウリチュックサポーターズクラブ」は何が違うの?こう聞かれることがよくある。 ウリチュックサポーターズクラブ(以下、クラブ)とは、全てのウリチュックの発展を願うサポーターの集まりで…

多様化の時代に/李るい

内閣府が作成した2022年版男女共同参画白書の中の特集「人生100年時代における結婚と家族~家族の姿の変化と課題にどう向き合うか」が興味深い。

当事者への想像力/徐麻弥

先日、国会でなされた、育休・産休中の学び直し支援がキャリアアップにつながるという「育休中にリスキニング」発言が問題になった。 私は第一子を妊娠した時、資格取得のために通信制の大学に在学中だった。当時は…

コリアタウンに口あらば/李佳也

もしもコリアタウンが話せたら−− 映画「ビール・ストリートの恋人たち」(原作「ビールストリートに口あらば」)を観た時から、コリアタウンを通るたびこんな考えが頭をよぎる。