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小さな歴史を拾い集める/金潤実

文章を書くのは苦手意識がある。頭の中でぐるぐると動き回っている考えや感情を表現するには、書くことでは追いつかず理屈っぽくなりすぎる。 このコラムを引き受けたのは、それでも日々の中で形に残りにくい出来事…

サポーター大募集/金顕秀

2月から5回にわたり、ウリチュックtvとウリチュックサポーターズクラブについて書かせていただいた。2020年にスタートした本活動も4年目に入り、立ち上げ当初に掲げられた2つの活動方針と、4つのキーワー…

民族性を守ることとは/李るい

大学3年生の夏頃、それまで使っていた日本名と決別し、民族名宣言をした。例え日本人の血が入っていても、これからの人生は朝鮮人として目の前の問題と向き合い、民族と運命を共にしようという、自分なりの覚悟だっ…

微力だが無力ではない/李大美

2021年9月から娘たちと共に、朝鮮学校の高校無償化除外に反対するスタンディングを北九州市のとある駅前で始めた。無償化裁判の判決に納得がいかず、この問題を一人でも多くの人に知ってもらうと個人で取り組み…

誰かの希望になるということ/李佳也

希望を持つこと、それが一番難しかった。6年前、28歳を迎えたパートナーへ突然病が宣告され、私は真っ暗な絶望の淵にいた。 病気、事件、事故、災害、戦争。突然の不可抗力による絶望は、立ち上がるまで時間がか…

サポート/金顕秀

ウリチュックサポーターズクラブのスローガンに含まれる4つのキーワードのうち、最後のキーワードは「サポート」だ。 バブリーな時代はとっくに過ぎ去り、相次ぐ助成金のカットや学生数の減少により財政難が続く。…

無自覚に求められる「男女」の差/李るい

初対面の同胞に名前を告げると、

共に歩みたい/李大美

かつて炭鉱の町として栄えた筑豊地域には、強制連行・労働のため故郷に帰れず亡くなった朝鮮人の遺骨がたくさんある。そのような犠牲者たちを供養するため、日本人と在日同胞が手を取り建てた供養塔が「松岩菩提」で…

応援の力/金顕秀

ウリチュックサポーターズクラブのスローガンに含まれるキーワード「関心」と「注目」について、当欄(3月27日付、4月27日付)で書かせていただいた。より多くの「関心」を集め、明るいスポットライト(注目)…

真の世界観を/李るい

十代の頃から英語が好きで、将来は国際関係の仕事に就きたいと思っていた。大学時代には