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祝いの場で感じた熱意

今年も各地で20歳を迎えた同胞青年らを祝う行事が行われた。 「2023年度広島20歳青年祝賀会」では、100人を超える同胞たちが青年らの新たな門出を祝福した。参加者らは民謡のリズムに合わせて手を取り、…

「沈黙」の再生産

パレスチナ自治区におけるイスラエルの不法占領を告発する、「沈黙を破る」という名の非政府組織がある。活動主体は、良心の呵責に苛まれた元イスラエル軍将兵たち。かれらの姿を追った映画「愛国の告白─沈黙を破る…

二つの学習会に参加して

朝鮮に対する悪質な報道が日本社会に蔓延る中、女性団体が主催する日朝友好をテーマにした二つの学習会が行われた。 一つは東京で行われた日朝友好女性ネットワークが主催する学習会(11月18日)だ。講演テーマ…

ハッキョの鐘の音

香川には朝鮮学校がない。この地の同胞たちは初級部1年生のときから寮で寝泊まりしながら、愛媛にある四国初中に通ってきた。 結成60周年を迎えた香川県商工会の理事らに会いに、10月末、香川を訪れた。

変化を記せているのか

10月中旬、朝鮮大学校の学生たちが行う経済機関実習を取材するため仙台を訪ねた。仙台を訪問したのは10年ぶりで、記憶する限り取材では初だった。思えば前回は大学4年の頃。東日本大震災直後の東北初中を訪ね、…

「幻の日本一」

10月22~23日に行われた「第61回横浜市長杯争奪 日朝親善サッカー横浜大会」は、朝・日両市民たちのサッカーに対する情熱と両国友好の願いのもと、1962年に始まった。大会は61年間、途切れることなく…

新報記者の「財産」

取材相手への事前連絡は、必須作業だ。特に地方出張となればなおさら、その取材の明暗を分ける手順といっても過言ではない。取材に先立ち、総聯本部あるいは支部、朝鮮学校など、窓口となる活動家、担当者を探し、電…

希少性と可能性

昨年以降、日本各地で行われている「笹の墓標展示館」大阪巡回展を取材した。巡回展は、2年前に倒壊した北海道朱鞠内の「笹の墓標展示館」再建のために、この一帯で行われてきた遺骨発掘活動(東アジア共同ワークシ…

無視が意味すること

9月25日、「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会主催のデモを取材した。 高校無償化や日本軍性奴隷制、ヘイトスピーチ、障害者、沖縄、被差別部落などの問題に取り組む有志ら約200人が新宿駅周辺をデモ行進…

「この後どう?」はチャンス

新人の頃は初対面の同胞や取材対象ばかりだった取材現場も、数々の取材を経て、今では顔なじみとして、現場で再会することも少なくない。同胞たちと再会した際、必ずと言っていいほど「記者トンム、痩せたね」「ちゃ…